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『マスケティアーズ パリの四銃士』NHK地上波で放送決定


・2016年4月3日
午後11時~(毎週日曜日、全20回)

マスケティアーズとは、マスケット銃と剣を華麗に操る、フランス国王直属の「銃士隊」。国王と国家を守るという使命を負った、選ばれし最強の男たちのことである。
17世紀のパリ。国王ルイ13世に仕えるマスケティアーズの任務は、王だけでなく、無秩序なパリの治安を守ることだった。父親を悪人に殺された青年、ダルタニアンは銃士のアトス、アラミス、ポルトスと出会い、銃士を志す。
愛と欲望が渦巻くパリの王宮。謎の美女の駆け引き。マスケティアーズは陰謀に巻き込まれていく…。
命知らずの男たちは、正義のため、友情のため、今日も戦う!
これまで見たことのない歴史アドベンチャーが誕生!
(NHK海外ドラマHP)



■公式HP(NHK)↓




BBC製作の、あの暗~いと評判の!『三銃士』ドラマが、NHK地上波で放送決定したとのこと。
ばんざーい!!!+。:.ヽ(´∀`)ノ .:。+゜。

三銃士と名の付くものは何でも見たいファンとしましては、このドラマももちろん知ってはいたのですが、そしてHuluで配信が開始していたことも知っていたのですが、ドラマも映画も録画するばっかりで見切れなくなってきている今日この頃、これ以上オンラインサイトにまで手を出しても消化できないのは目に見えており。
現状では加入してもお金がもったいないだけであります。

そんなわけで、Huluももちろん、鳴り物入りで日本上陸したNetflixにも未加入です。
お試し期間中なのに先にクレジットカード情報を登録しなければいけないというのも、ちょっとひっかかりますし。(どちらもドリームワークス・アニメーション作品もけっこう配信してくれているようなので、Twitterで情報アカウントを運営している身としては加入すべきとは思うのですが、今のところ日本の配信サービスで見られる作品は全部見ていることもありまして、食指が動きませず。)

ですが、NHKで放送してくれるとあれば、ハードルだだ下がりですよ!
とっても楽しみです。


NHKの方は全20回とありますが、IMDbを見ていると2016年現在まだシーズン3続投制作中の模様です。

配役ですが、気になるところから順不同で。(敬称略)

まずアトスがトム・バーク。グラナダ版シャーロック・ホームズのワトソンさんことデヴィッド・バークの息子さんです。原作のアトスは30歳前後から物語が始まるので、同じ年回りくらいの俳優さんを持ってきたのですね。

リシュリュー枢機卿が、12代目ドクター・フーことピーター・カパルディ。(TVシリーズのペンギンズでナイジェルおじさんの声を務めたことも。)もう実力に関しては疑うべくもありません。

そしてなんとなんと、びっくりしたのが、ロシュフォール伯爵が、マーク・ウォーレン!!
ええええ!!??(笑)
いや、マークさん好きですよ? でも『華麗なるペテン師』とか『MAD DOGS』とかのイメージが強いのと、彼、金髪じゃないですか? これはマーティン・フリーマンがワトソンに配役されたのを知ったとき以来のびっくりどきどき大期待です(笑)。

それから、トレヴィル隊長には『ブラウン神父』のヴァレンタイン警部こと、ヒューゴ・スピアー。こちらも楽しみな配役です。(トレヴィル隊長好きなんです)

アラミスにはサンティアゴ・カブレラ。『魔術師MARLIN』のランスロット、『ALCATRAZ/アルカトラズ』で見ているはず…なのですがうろ覚えです、ごめんなさい。

ダルタニヤンとポルトスの俳優さんは、寡聞にして存じません。

三銃士ものは、アトスとリシュリュー枢機卿役の俳優さんがいいと、たいてい面白くなるように思うので、このドラマにも期待しています。





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by n_umigame | 2016-01-24 21:25 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『白鯨との闘い』(2015)


「ビューティフル・マインド」「ダ・ヴィンチ・コード」など名作、大作を数々手がける名匠ロン・ハワード監督が、19世紀に捕鯨船エセックス号を襲った実話を映画化。ハーマン・メルビルの名著「白鯨」に隠された事実を明かしたノンフィクション小説「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」をもとに、太平洋沖で巨大な白鯨に襲われた捕鯨船の乗組員たちの死闘を描き出した。1819年、一等航海士オーウェンと21人の仲間たちは、捕鯨船エセックス号で太平洋を目指す。やがて彼らは驚くほど巨大な白いマッコウクジラと遭遇し、激闘の末に船を沈められてしまう。3艘のボートで広大な海に脱出した彼らは、わずかな食料と飲料水だけを頼りに漂流生活を余儀なくされる。主人公のベテラン航海士オーウェンを「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」シリーズのクリス・ヘムズワースが演じるほか、共演にも「リンカーン 秘密の書」のベンジャミン・ウォーカー、「ダークナイト」のキリアン・マーフィ、「007 スペクター」のベン・ウィショーら豪華キャストが集結。
(映画.com)


こちらは2015年(日本では2016年1月)公開の映画の感想です。
原作のノンフィクションの感想はこちら。→

映画、原作、両方の完全ネタバレですので、了解済みの方のみ、以下お入りください。








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by n_umigame | 2016-01-24 21:20 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『映画は父を殺すためにある:通過儀礼という見方』島田裕巳著(ちくま文庫)筑摩書房


映画には見方がある。“通過儀礼”という宗教学の概念で映画を分析することで、隠されたメッセージを読み取ることができる。日本とアメリカの青春映画の比較、宮崎映画の批判、アメリカ映画が繰り返し描く父と息子との関係、黒沢映画と小津映画の新しい見方、寅さんと漱石の意外な共通点を明らかにする。映画は、人生の意味を解釈する枠組みを示してくれる。
この本の目次
予告編
1 『ローマの休日』が教えてくれる映画の見方
2 同じ鉄橋は二度渡れない―『スタンド・バイ・ミー』と『櫻の園』
3 『魔女の宅急便』のジジはなぜことばを失ったままなのか?
4 アメリカ映画は父殺しを描く
5 黒澤映画と小津映画のもう一つの見方
6 寅さんが教えてくれる日本的通過儀礼
7 総集編
出版社HP




以下の映画のネタバレがありますので、もぐります。
『スター・ウォーズ』
『フィールド・オブ・ドリームス』
『塔の上のラプンツェル』
『メリダとおそろしの森』
『ヒックとドラゴン2』
『ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー』
「マダガスカル」三部作
『カンフー・パンダ』
『カンフー・パンダ2』










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by n_umigame | 2016-01-05 23:33 | | Trackback | Comments(0)

『ひとりぐらしも何年め?』たかぎなおこ著(メディアファクトリーのコミックエッセイ)(KADOKAWA)


上京してから18年め、今の部屋に引っ越してから10年め、
たかぎなおこのひとりぐらし歴も長くなってまいりました。
40代にも突入して若くなくなってきたなぁと思う一方で、
まだまだ新しいことにチャレンジしたいという気持ちもあったり…。
そんな最近の日常生活をつづりました。
こんなことにも挑戦しています!
●人間ドッグに行ってみた
●預かりネコぐらし
●Let's 断捨離
(Amazon.jp)


わあ!

いきなりネタバレになりますので、もぐりますね!






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by n_umigame | 2016-01-03 00:48 | コミックス | Trackback | Comments(0)

"The Journey of the Penguin" by Emiliano Ponzi(Penguin Books)


To celebrate 80 years of Penguin Books, a charming picture book that tells the imagined story of the penguin who waddled his way into history as the symbol of a beloved publisher.
(Amazon.jp)


1935年にアレン・レーンによって創業されたペンギン・ブックス。その創業80周年を記念して出版された絵本です。

中は文字(読むところ)はいっさいなく、絵だけで物語をたどれるようになっています。
ペンギン・ブックスのマークシンボルであるペンギンくん(the Penguin=あのペンギン)が、思うところある様子で南極で大勢の仲間から離れて旅に出、成功して家族を得て幸せになるところまでが描かれています。
レトロな絵柄と中間色の色あいがとてもシックで、眺めているだけでもとても楽しい絵本です。飾っておいてもおしゃれ。
ペンギン・ブックスに興味がなくても、ペンギン好き、海の生き物好き(シロクマや巨大タコも登場します。某映画を思い出さざるをえないじゃないですか(笑))、レトロなデザイン好きな方にもおすすめします。

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(※画像は出版社HPより)

こちらのサイトで一部中を見ることができます。


ペンギン・ブックスは、本というと、それまで高価なハードカバーが当たり前だった時代にペーパーバックという廉価版の出版を始めたという意味で、画期的なレーベルであり、出版社でした。
言われてみれば、英語圏の本って判型もばらばらだし重いし臭いし独特の臭いがするし、そして高いですよね。
本というものが一部の教養人の贅沢品だった背景があって、そうなったそうです。
いや、英語圏のペーパーバックってカバー(ダストジャケット)がないのがふつうだし、新刊で購入したのに一回開いただけで背が割れるとかあるあるじゃん?なのですが、それでも、優れたフィクションやノンフィクションを、手軽なお値段で買って読めるようにしたという功績は大きかったと思います。
(日本の本は、ほかのものとの物価と比較してもとても安いと思います。そして廉価版の文庫や新書などの紙質や印刷技術の高さは、間違いなく世界一だと思いますので、これと比較してはいかんのです。たぶん。)


本というものは、「本が身近にある」という環境が大事なんだと思います。
いちいち図書館に借りに行ったり、何か機器を起動したりする必要があるものだと、どうしてもワンクッションあります。なので、そういう手段は本がある程度好きな人向けだと思うのですね。
夏休みに田舎のおばあちゃんの部屋で「この棚にある本は大人の本やから、子どもは見たらあかんで」と言われた本だから見たくなるとか、家で寝転んでて手を伸ばしたところに本があるとか、そういう環境がきっと理想。
それを大人がおもしろそうに夢中で読んでいる姿を見せるともっといい。
たくさんある必要はないのです。数ではなく質で、子どもは特に、おもしろい本があると、それを何度でも何度でも楽しめるものです。話がネタバレだからつまらない本というのは、ネタバレしなくてもつまらない本なのです(言い切りよった)。


パブリック・ドメインで無料で読めるコンテンツであっても、電子書籍なら150円でも、ペンギン・ブックスがシェイクスピアなどを「紙の本」として刊行し続けているのは、きっとこの「身近に本がある」ことの大切さを知ってほしいからということもあるのではないかと思います。

ペンギングループはその後"パフィン"という児童向けのレーベルもペーパーバックで刊行を開始しました。どちらもよちよち歩く可愛い鳥にしたのは、なにかわけがあるのでしょうか。
いつかパフィンくんの絵本も読みたいです。




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by n_umigame | 2016-01-03 00:26 | | Trackback | Comments(0)

『白鯨との闘い』ナサニエル・フィルブリック著/相原真理子訳(集英社文庫)集英社


名著『白鯨』の真実は、小説より過酷だった──19世紀、一艘の捕鯨船がマッコウクジラに襲われ沈没した悲劇と、その後の船員達の恐怖と絶望を綴る衝撃の実話。映画化公開。
1820年11月、捕鯨船エセックス号は巨大なマッコウクジラに襲われ大破した。猛威をふるう自然に翻弄され、心身ともに疲弊した男たちは、脆弱なボートで太平洋の真ん中をさまよう。飢えと渇き、恐怖、絶望…。最悪の状況下、彼らがとった究極の選択とは?メルヴィルにインスピレーションを与え、『白鯨』が生まれる基となった海難事故を詳細に描いた、全米図書賞ノンフィクション部門受賞の衝撃作。
(Amazon.jp)



映画化の便乗本かと思っていましたら、そうではなく、『復讐する海:捕鯨船エセックス号の悲劇』(2003年刊)の文庫化だそうです。(カバーは映画とのタイアップで、主演のクリス・ヘムズワースさんがどばーんと真ん中にいるあれです)
翻訳は『FBI心理分析官』やパトリシア・コーンウェルの作品の訳者でもある相原真理子さん。(2010年にお亡くなりになっていたのですね…存じませんでした。)翻訳が日本語としてとてもこなれていて読みやすいということもあるかもしれませんが、すばらしいノンフィクションです。全米図書賞ノンフィクション部門受賞とのことで、納得です。


映画の方は、最初てっきりハーマン・メルヴィルの『白鯨』("Moby-Dick; or, The Whale")の映画化かと思っていましたらそうではなく、こちらの『白鯨との闘い』("In the Heart of the Sea: The Epic True Story that Inspired ‘Moby Dick’")が原作でした。
映画は日本では2016年1月16日公開です。
なので、内容がどの程度原作に忠実なのかわかりませんが、以下の感想は、本の内容だけでなく、映画のネタバレにもなってしまうかもしれません。

何も知らない状態で映画を楽しみたいという方は、入らないでくださいませ。
(この本を読んで映画も見にいきたくなったため、映画の方とからめた話もしますので)







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by n_umigame | 2016-01-03 00:10 | | Trackback | Comments(0)

『劇画ヒットラー』水木しげる著(ちくま文庫)筑摩書房


画家への夢が破れた、ハニカミヤで誇大妄想狂の青年は、働く気力をなくし、浮浪者収容所で日々を送っていた。
はた目には人生の落伍者にみえた青年アドルフ・ヒットラーが、ドイツ民衆を熱狂させ世界制覇の野望にもえる独裁者となったのはなぜなのか、いったいヒットラーとはどんな人間だったのか。
骨太な筆致で描く伝記漫画。
(カバー裏)



お正月だもの初笑いにいかがですか第3弾。ただしブラック編。

これを「初笑い」枠に入れるってどうなんですかというご意見もあろうかと思いますが、すみません、笑ってしまいましたので。

最初に、妖怪関係以外の水木しげる先生の本を読んだことはなく、ヒトラーについても通り一遍のことしか知らないということを、まずお断りしておきます。


2015年11月30日に亡くなった、水木しげるさんによる、あまりにも有名なナチスドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーの伝記マンガです。

題材が題材だけに凄惨なコマもありますが、なんだか水木さんの描かれるヒトラーって、笑えるという意味でもおかしくてですね。
淡々と客観的にヒトラーという人を描いているのですが、セリフが軽妙で落語みたいでところどころクスクス笑えるのと、人物のデフォルメが妖怪なんです。ムッソリーニの頭の大きさとか、これあれだ、砂かけ婆。

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(※画像は境港市観光ガイド様より)



手塚治虫先生の『アドルフに告ぐ』にもヒトラーが登場しますが、お芝居や映画が大好きだった手塚先生のヒトラーは全体的に芝居がかっていて、大げさにデフォルメされていました。往年のディズニーアニメっぽいと言いますか、演説シーンなどにそれが顕著でした。本当は気が弱いくせに肥大した自我が暴走している様子を、あくまで精神疾患的な狂気として描かれているところも、医師免許も持っていた手塚先生の分析から出てきた人物像かなと思います。

水木先生のヒトラーは、もっと淡々と描かれています。
水木先生の妖怪の描かれ方や考え方にも通じるのかもしれませんが、ふつうの人間から見て理解不可能なものでも、"この世にあるものはある、いるものはいる"としてまず受容する。
その上で、自分の目から見た対象物を描いているという感じです。距離の取り方が絶妙なんですね。
ねずみ男が人間くさい俗物性を持っているのに妖怪だ、ということを思い起こすと、水木先生にとってはヒトラーも妖怪の一種だったのかもしれませんね。


年末に放送されたNHKの『映像の世紀』がヒトラーに触れていました。
番組冒頭、ナレーションでヒトラーをモンスター呼ばわりしていたのが、いきなり違和感がありました。人間を"モンスター"だ、と言う心性には、自分は人間だからああはならない、あいつは自分とは異種類の生き物だという線引きをして、ある種の安心感を得たいがためではないかと思ったからです。

水木先生のヒトラーも、決して愛すべき人物だったというふうには描かれていません。
どう見てもおかしいし、作中でもそう言われてしまっています。
マンガはニートでホームレスになったヒトラーから始まります。実力もないのに誇大妄想気味でうぬぼれが強く、都合の悪いことは全部まわりのせい(自分を認めないまわりが悪い)にするか、耳に痛い忠告はいっさい聞かない。調子のいいときだけものごとを自分の都合の良いように解釈する(これは神の思し召しだ)。こんな人は別にめずらしくありません。悲しいくらいダメなサンプルかもしれませんが、モンスターでもなんでもなく、ただの人間でしかありません。
だから悲惨だったのではないでしょうか。

個人的な怨嗟(逆恨みでしかないのですが)や、幼少期から晴らされることのなかった怒りを持ったまま大人になり、"貧すれば鈍する"サンプルのような人間が、同じように個人的な怨嗟や怒りを持つ人間を周りに得て、不景気な時代の趨勢に後押しされることで、空前の人類の悲劇にもなりえるということを、これほどわかりやすく描かれた例はないのではないかと思います。
周りの人間を不幸にするのは、自身が不幸な人間なんですね。

でも、笑えるんですよ。(「それとホモもやめてくれ」とか「どうしてって…彼は私の親友だったからです」「そうですか…………」とか)
おそろしいです、水木先生。

喜劇と悲劇はいつだって紙一重なんですね。

そんなわけで、読む人と読むタイミングを選ぶ「笑える本」ですが、興味のある方はぜひ。






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by n_umigame | 2016-01-03 00:06 | コミックス | Trackback | Comments(0)

北大路公子さんの本


お正月だもの初笑いにいかがですか第2弾。

北大路公子さんの本です。
実は全然存じ上げておりませず、こんなおもしろい作家さんがノーマークだったなんて、アタシも焼きが回ったもんだよ…と日本海を見に行きたくなりました。

いつもお世話になっているカクテキさまが読んでらして、カクテキさんがおもしろいとおっしゃるならこれは絶対わたしも笑えるだろうと読み始めたら、もう、とんでもなかったです。(カクテキさん、ありがとうございます!)
期待した斜め上から来るおもしろさ。というか、くだらなさ(絶賛)。
笑いすぎてどうしようかと思いました。それでなくても腹筋一回壊れてるのに(物理)また壊れるんかいと不安になりましたね。

そんなわけで止まらなくなって次々読んだのは以下のとおりです。(順不同)(あまりにも次々と読んだため順番覚えてない)


『生きていてもいいかしら日記 』(PHP文芸文庫)
『石の裏にも三年:キミコのダンゴ虫的日常』 (集英社文庫)
『頭の中身が漏れ出る日々』 (PHP文芸文庫)
『最後のおでん:ああ無情の泥酔日記』 (新潮文庫)
『枕もとに靴:ああ無情の泥酔日記』(新潮文庫)
『苦手図鑑』(角川書店)
『ぐうたら旅日記 恐山・知床をゆく』(寿郎社)


たった7冊しか出ていないだなんて!!!
(内容が同じ単行本はノーカンです)
新刊が読みたくて地団駄踏んでいます。(地団駄と言えば「雁が飛べば石亀も地団駄」っていうことわざ可愛くないですか。大脱線の上、どうでもいいですが。石亀が地団駄ですよ想像してみてくださいよ。)(ほんとにどうでもいい。)

7冊全部読んで思ったことは、北大路公子さんに「休肝日」などという概念はないということです。
朝から晩まで365日、閏年なら366日毎日飲んでる。レトリックではなく、本当に飲んでる。しかも体脂肪率40%↑って。外見的にはスマートな方だそうですので、それ内臓脂肪ってことですよねかえってマズいですよ。
これからもぜひ新刊が読みたいので、お体だけはおだいじにーーー!!!

すべてエッセイ&紀行ですのでどれから読んでもだいじょうぶですが、迷うようであれば、最新刊で手に入りやすく、北大路節の定番ということで、『生きていてもいいかしら日記 』あたりから、いかがでしょう。。
ただし、どれから読むにしても、何か飲みながら読んでると目の前にあるものが飲み物まみれになる危険性がありますので、おすすめしません。

ぜひ。



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by n_umigame | 2016-01-02 23:02 | | Trackback | Comments(2)

『syunkonカフェ雑記:クリームシチュウはごはんにあうか否かなど』山本ゆり著(扶桑社)


月間600万PVを誇る超人気ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」
そして累計350万部突破のベストセラー料理本『syunkonカフェごはん』
シリーズの著者、山本ゆり初めてのエッセイ&レシピ集。
簡単でおいしい料理もさることながら、そこに添えられた文章が秀逸で
絶大な人気を誇る著者が過去2000を超えるおもしろ話の中から、
大反響の90編+αに加筆。
さらにエッセイにちなんだオリジナルレシピを追加しました。
笑いあり、屁理屈あり、ちょっと切ない話あり。もちろん、おいしい話も満載です。
「役に立たない本かもしれませんが、ちょっとだけ肩の力が抜けて、
読んだ人が今の人生でもいっか! と思えるような本であればうれしいです」(著者)
「この世にぴったりの靴がほとんどない件」
「毎年、去年裸で過ごしてたんかな?と疑問に思うほど着たい服がなくなる」
「今自分が考えている50分の1も他人は自分のことを考えていない」
「飲み会に当日いきなり行きたくなくなることってないですか?」
「レモン1000個分のビタミンCってそんなにいる?」
「美容院にて。流したりないところはありませんか?それはこっちが聞きたい」
「駄菓子屋のおばちゃんはぜんぜん子供好きではない」
…などなど、600万人ファンの心を掴んで離さない軽妙な関西弁と
独自の鋭い視点で綴る女子の日常。
思わずにやににや 笑ってしまう珠玉のエッセイ。
さらに料理が下手でも簡単につくれる! おいしい新作レシピも多数掲載!
(Amazon.jp)




お正月だもの初笑いにいかがですか第1弾。

「お料理etc.」なのは、ブログの読者の方はご存じかと思いますが、ただのレシピブログではないからです。
カフェごはん的なおしゃれ写真にだまされたと思いつつも次々と涙目で読むはめになってしまい、「"揚げない鶏のからあげ"のレシピを探していただけなのに、アタシはなぜこんな目に? もうあっというまに一時間よ? だまされた!」と、涙を拭きながら読んでいました。笑いすぎて。 

どの記事をご紹介しても顔が笑うのですが、当ブログにお越しの方は洋画好きな人も多いかと思われますので、試しにこちらを。

■感激します!!めっちゃ柔らかいラフテー。

用意するものが、まず『タイタニック』のビデオ(前編)ですから。
そんなレシピブログ見たことないわ。

この本以外にも、レシピ本が5冊出ていて、内容はほぼレシピなのですが、取調室風とか、小ネタが料理全然関係ないみたいなものもあって、むしろそればっかり読みたいくらいです。
料理家のはずなのに、おしゃれカフェ風ごはんのはずなのに、そうではない日常の晩ご飯とか、見るとほんとうに勇気が出ます。あまりにも雑で。(ほめてます)(同様の意見多数)食べかけとかね。
そういう写真でも気取らず飾らず、もろ見せなのが、もう。好き。

笑いを取ってきつつも、ちょっとまじめな記事もあり、お人柄が見えるようで読んでいて本当に気持ちがいい本です。
例えば、ブログを書くということについて。この記事はブログを書いている方にはぜひおすすめしたいです。ブログやSNSをやっていて、ときどきもやっとするときに読むと、本当に気持ちが楽になります。

また、個人的に、山本ゆりさんの関西弁は、文字で読んでいるだけでもとてもなつかしいと思っていたら、たぶん10代の頃の生活エリアがものすごく近いです。
ひとくちに関西弁と言っても近畿二府四県で語彙やイントネーションが多少違い、さらに大阪府の中でも摂津、河内では違い、摂津の中でも京都寄りの北部(北摂)とそうではない南部では違い…という、関西以外の地域の人にはわかりにくいと言うか、きっと聞き分けられないと思います(笑)。(わたしだってほかの地域の言葉のニュアンスはわかりません)
なので、中学のときのおもしろい友だちがしゃべっているのをずっと聞いているような安心感や気持ちのよさもあって、ものすごく自分のツボにはまったのだろうと思います。

それをさておいても純粋におもしろいですので、関西弁が嫌いだとか、文字で読むのも苦手だという方以外にはぜひぜひおすすめいたします。まずはブログでお試しで読んでからでもいいですしね。

ただ、やはり本になるということは、編集者などの第三者の目が入っているので、読み物としてブラッシュアップされています。その分、読みやすいです。
ブログでもほぼ同じ記事が読めますが、料理のレシピ以外に、ご家族のことや仕事のこと、お友だちとのことなどなど、とにかく「友だちがいろいろしゃべってる」感じのブログですので、正直、とっちらかってます。(壮大な「おまえが言うな」。)目移りしますし、同じ前置きが何度も来ますので、あまり時間がないけど笑いたいという方には、むしろ本の方でどうぞ。

あ、著者の名誉のためにもつけくわえておくと、実際に作ってみたお料理も美味しかったですよ!
「濃いすぎる」「若い人向き」という感想も見かけましたが、そんなもん、味とか調味料は自分で好きに調節したらいいんです。ファンション誌のコーデ丸パクしないでしょう。モデルさんと同じように着こなせるわけないじゃないっすか。レシピだってそうですよ、ええとこどりでいいんですよー。って、この本読んでたら改めて思いました。




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by n_umigame | 2016-01-02 22:09 | | Trackback | Comments(2)

新年のごあいさつ



新年あけましておめでとうございます。

今「しんねんのごあいさつ」と打ったら「信念のごあいさつ」と出て正月早々暑苦しいことこの上ないのです。皆さま2016年の年頭をいかがお過ごしでしょうか。

そんなわけで毎年恒例、年始の抱負を述べさせていただきたいと思いますが、その前に、今年の7月で、このブログを始めてから10年になることに気づきました。
10年って……。
自分でもこんなに続くとは思っていなかったので、今、呆然としております。光陰矢のごとしとはこのことですね。
振り返ってみても、人間ってそんなに変わらないものだなって思いました。

年始から後ろを向いたついでに、昨年を思うと、出張先の某神社でお参りした願い事が全部(といっても2つですが)叶っていたことに気づき、お礼参りにも行かねばと思っております。
「あそこの神社のおみくじは当たる」という噂は聞いておりましたが、なんという霊験あらたかな。さすがでございます。ありがとうございます。
今年の目標はまずこれにします。

そして健康でなければ何もできないし、楽しめないということを、身をもってさまざま思い知った一年でしたので、健康で生き延びること、やはり今年もこれを至上の目標にしたいと思います。

3つめは、今年3年半ぶりに劇場に帰ってくる(予定)のドリームワークス・アニメーションが軌道に乗って、今後日本の劇場でまたふつうに作品が見られるよう、微力ながらファン活動を続けていきたいと思います。

このブログを10年も続けてこられたのは、やはり見てくださって応援してくださった方々のおかげだと思っています。
本当にありがとうございます。

10年前から見てくださっているおなじみの皆さまも、一見さんも、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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by n_umigame | 2016-01-02 22:00 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

Welcome. 本と好きなものがたり。


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