*さいはての西*

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『噂』荻原浩・著/新潮文庫

最後の一行で大どんでんがえしが来るミステリ作品のことを、エラリイ・クイーンの作品にちなんで「最後の一撃」と名付けたのは瀬戸川猛資さんだそうですが、この作品も「最後の一撃」の仲間に入れてもいいかと思います。
そして、個人的に、いわゆる「本格ミステリ」のマイ定義第1条として「飛ばし読みができないこと」があるのですが、そういう意味でこの作品は「本格ミステリ」だと思います。(「あっとおどろくトリック」が第1条の方には、これはサスペンスだろう、ということになるかと思われますが)
ただし、「大」どんでんがえしというよりは「プチ」どんでんがえし、という感じですが。

父と娘の父子家庭・小暮刑事と母と息子の母子家庭・名島刑事のコンビがいい味で、読んでいて心地良いのですが、オチはブラック・オチ です。
ぜひ、小暮・名島コンビでシリーズ化してほしい!と途中までは思いましたが、読み終わってからは1話完結がキャラクターに対する慈悲かもしれん…と思ってしまいましたよ…。

初めて読んだ作家さんですが、こんなお話なのに、ときおり読んでいてくすっと笑えるユーモアがあって、それが非常にお気に入りです。日本のミステリはあまり読まないのですが、まじめすぎて肩が凝る、というところも一因で…。
じゃあいわゆる「ユーモア・ミステリ」を読んでればいいじゃん?ということでもなくて、何と言いますか、こう、「リラックスしつつ真剣勝負」。そんな風合いがいいのです。
解説によるとユーモア作家としてスタートしたとありますが、この調子でどんどんミステリも書いていただきたいです。
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# by n_umigame | 2006-07-30 22:50 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

『月館の殺人』下 佐々木倫子・漫画/綾辻行人・原作(小学館)

待ってました~!
おもしろかったです。
上巻は密室(?)もの、下巻は館ものだったのですね。

佐々木倫子さんが作画ということが最大のトリックでした(笑)。
これが純粋に「綾辻行人さんの本」だと思うときっとこれもあれもそれも伏線なんだと思って読んだと思いますが、佐々木さんの作品だと思うと「…これ…は話に関係がある…かもしれないけど単にふらっと出てきただけ…かもしれないし…でも…でも…」と、
トリックなのか素(す)なのかわかりませんでした(笑)。
でも、やはり(以下ネタバレ反転→)動機がはっきりしない、弱いというのは、綾辻作品(というか本格ミステリ?)だったかなあという感じです。
それと、とうとう犯人の名前がわからないという終わり方が好きです。
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# by n_umigame | 2006-07-30 22:32 | コミックス | Trackback | Comments(0)

web拍手

サークル活動中、連絡したいこととか今後の活動予定とか、「じゃ、知りたいことがあったらホームページ行きますね!」とおっしゃって下さっていたみなさま…やっとウェブ環境を整え始めました。
遅くなりました。(本当に。)申し訳ありません。

今まで「いやーうち弱小だし…」と甘えていましたが、弱小こそウェブ環境が必要なのではないですかどうですか。と思い直して、ぱぱっと作成したものなので、いろいろご不便おかけする部分があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

とりあえず、ブログです。
が、実際にやってみまして、やはりブログでできること、向いていることというのは限られているように思いますので、HPも準備中です。(今トップページしかできていません(-_-;)こちらももう少し見栄えのする状態まで持っていけましたら、ブログでお知らせいたします。

「えー、じゃ何か言いたいときはどーすれば!?」という方のために、web拍手を設置いたしました。メニュー欄(サイドバー)の「おたのしみ*etc」ののところを、ぽちっとどうぞ。
メール代わりにお使いいただければと思います。
(長文のお問い合わせ・通販のお申し込みなどは、お手数ですが、メールでお願いいたします。
お問い合わせが多かった場合、HPにメールフォームなどを設置を検討させていただきます。…んが、そんなに来ないので大丈夫かな~(^^;))

すてきな空のアイコンは「空に咲く花」様よりお借りさせていただきました。ありがとうございます。
ほかにもステキな写真がたくさん掲載されていて、しばし時間を忘れて眺めてしまいました。
空は、なぜ、こんなに眺めていると落ち着くのでしょうか。
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# by n_umigame | 2006-07-30 20:30 | サークル | Trackback | Comments(0)

今日でまた1周

無口なウサギ、終わってしまいました。
また来月、1話目から始まるようですが。

無口なウサギのブログを見つけたのですが、最近更新されていない模様。
残念です~。
「ぽてぽて走るウサギ」のイラスト、墨絵みたいな味があってカワイイ!!
(トラックバックを試みましたが、うまくいかない…わたしがよくわかってないからかもですがすみません。)

自作ストラップのひもが切れちゃいました…。d0075857_17155770.jpg
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# by n_umigame | 2006-07-30 16:46 | 無口なウサギ/UB | Trackback | Comments(2)

エラリイ・クイーン占い

「無口なウサギ」のファンサイトさんのところで、「無口なウサギ占い」というものがあって、
占い自動作成サイトの存在を知りました。

作ってみました、「エラリイ・クイーン占い」
ちょーカンタンに作れるんですね!
しかも、コンピュータが勝手に書いたらしい結果文、わたしが何もしていなくても
けっこう当たっているような気がするのがスゴイんですけど!
ほんとうにコンピュータが書いたんですか?
どこかに人が入ってるんじゃありませんか? 
そうでないとしたらそのうち「デイジ、デイジー~……♪」と悲しげに歌い出すんではあるまいか。
そんな気がするEQ占い。(意味不明。)
ご用とお急ぎのない方は遊んでいって下さいね。

ちなみに、メニュー欄(サイドバー)の「おたのしみetc」にもリンク貼っておきました。「EQ占い」からいつでもどうぞ~。(て、これいつかリンク切れるのだろうか)
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# by n_umigame | 2006-07-28 23:17 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

お風呂にいろいろ

入れるのが大好きです。
しかし掃除が大変なものはいけません。

夏場は必ず家に帰ったらすぐお風呂!派。
d0075857_15324319.jpgそして、夏でも浴槽につかりたい派です。
フルーツの香りとかミルクの香りとかは使いません。
空腹の状態で入るので、おなかがすきすぎでキモチワルクなったりします。
どんなにおなかが空いていても、汗でべとべとするのにキッチンに立つ気にはなれません。夏の台所は「家の中で暑いスポット・ナンバーワン」であります。
アンド、おなかがふくれるとお風呂に入るのがおっくうになります。
しかし入らずに寝るなんて絶対にイヤなので、あー
めんどっちいなーと、いやいや入ることになります。

せっかくなら「あーさっぱりした!さあごはん!」というコースが気持ちいい。であります。
今日は右の「ローズの香り」でした。バラの花の香りは甘くていい匂いで好きなのですが、香水とかバスオイルとかに加工されると、なんだかキツイ匂いになっちゃいますね。
どうしてだろう。
これはなかなかいい匂いでした。(色はアレでしたが。)
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# by n_umigame | 2006-07-25 23:50 | アロマ・バス | Trackback | Comments(0)

作ってみました

d0075857_15283676.jpgd0075857_22193058.jpgカートゥーン・ネットワークで放送中の、カナダのアニメ
「無口なウサギ(Untalkative Bunny)」に、
絶賛めろめろ中。
カナダでは、1,2,3シーズンで放送されたようなのですが、日本では第1シーズンの放送はない模様。ネットでぐるぐる探したところ、ちょっとだけ第1シーズンが見られるサイトがあり、
時間が短すぎる、ネタがシュールすぎるなど、ははあ、と納得した次第です。でも見たい見たい!
ウサギがちょっとしたことで一喜一憂するのを見ているだけで、
なんだか明日もがんばろうという気になる、不思議なアニメです。
音楽はジャズだし、とても子供向けとは思えないシュールな内容といい、
ターゲットの年齢層がよくわからないのですが。

音楽のセンスがとても良くて、今までジャズなんてちゃんと聴いたことがなかったくせに
思わず、OPはこれにインスパイアされて作られたというデイヴ・ブルーベックの
CDを買ってしまいました。

今年のGWこそホームページを作ろうとか思っていたくせに、気づくと
手芸週間と化して、部屋中フエルトのぬいぐるみ、フエルトのストラップ、フエルトの
小物入れ……で真っ黄色。金運上がるといいな。と西側の窓に。

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# by n_umigame | 2006-07-24 22:20 | 無口なウサギ/UB | Trackback | Comments(0)

『コミカル・ミステリー・ツアー』4 いしいひさいち著/創元推理文庫

なんだか新刊が出ていました!
好きなんですよ、コレ~。
雨後のタケノコのごとくうぞうぞと出版されるミステリを、これだけ日本も海外ものも
読んで、ネタにするという、その一事をとってもすごいことだと思いますが、
歴史ネタや時事ネタ、野球ネタ、守備範囲が広い漫画家さんですよね。すごい。
年に2回本を出すだけでへろへろ言ってる身には、すごいとしか言いようがないです。

このシリーズ、個人的に、ホームズネタのがもう大笑いだったのですが、
次点でフロスト警部ネタかしら。
エラリイ・クイーンネタでもコミックスにひとつだけ収録されていて、
エラリイはけっこうそれらしいのですが、パパがなんでこんなにずんぐりむっくりなの?
と思った気が。(あれだけそこここで「やせてる」「小柄」「小鳥みたい」を強調されているのに)

4では、マルティン・ベックと思われるキャラが出てくる4コマがあるのですが、
最近、マルティン・ベックシリーズの新作が出たのでしょうか?
よ、読みたい~!!
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# by n_umigame | 2006-07-24 21:53 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

『ニューヨークの憂鬱 豊かさと快適さの裏側』長沼秀世著/中公新書

ニューヨークの旅行・体験記はたいてい「ビバ!ニューヨーク☆」という
内容のものが多いけれども、あえて、「ちょっとどうなのそれ、ニューヨーク★」を
書いてみました、という筆者の方の前書きにあるように、
「ちょっとどうか」と思う体験がつづられています。

1981年にニューヨークに滞在されたとのことですが、
内容は、とても25年も前のこととは思えません。

特に、青少年の失業率の高さ、パート労働者の多さ、職能別の差が身分格差のように
なっている現実、MBAなど経営管理の専門家の是非をめぐる議論など。
とても遠い海の向こうの過去のお話とは思えませんでした。
(NHKスペシャル『ワーキング・プア』を見つつなおさらそう思ってしまいました。)
ですが、郷に入っては郷に従え、と申しますが、やはり、せっかくアメリカで暮らすチャンスなのに、日本と同じような人々、日本と同じようなサービス、日本と同じようないろいろ、では
ちょっともったいないのでは?と思う部分もありました。
筆者の方も、そういうニューヨークを楽しむタフさが
なければオススメしない、とおっしゃっていますが。
妹尾河童さんが「日常生活での不満が多い人は、旅先でも不満が多い」
と書いてらっしゃいましたが、一面の真理かもしれません。
(そんなわたしは今は無き「あなたは何人占い」で「アメリカ人」でした……のでご参考程度に。)

著者はアメリカ社会経済史がご専門の大学の教授とあります。

古本屋さんのワゴンで50円。ヒットでした。
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# by n_umigame | 2006-07-23 21:34 | | Trackback | Comments(0)

コミックス3冊

「ハチミツとクローバー」9巻

いよいよ佳境にさしかかった感じです。
読んでいてつらかったです。どうなっちゃうんだろう。

「百鬼夜行抄」8巻

文庫派です。あいかわらずおもしろいです。
7巻までの1話完結の定型がくずれたみたいで、後半、1回読んだだけでは
頭に入りませんでした。以前から、ちゃちゃっと描いたような絵柄の
マンガ家さんだと思っていましたが、8巻はさらにラフな印象です。
晶ちゃんが髪を切ったので誰がだれだか~。

「ぼのぼの」28巻

数年前、「うわ、なっつかしー!」と文庫で大人買いして以来、ずっと
読んでいます。4コママンガ、好きです。
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# by n_umigame | 2006-07-23 21:19 | コミックス | Trackback | Comments(0)