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「越前敏弥さんトークイベント エラリー・クイーン翻訳秘話」レポ

7月25日(土)に紀伊國屋書店グランフロント大阪店の主催で行われたイベントに伺ってまいりました。
越前敏弥氏のトークイベントに参加するのはこれが2回目。前回の感想はこんな感じでした。


今回もまた前回みたいな感じなのかなあと一抹の不安を覚えたものの、もういいや、だってお題がエラリイ・クイーンなんだもん。それ以上の理由はいらないよ? と飛び込んでまいりました、以下、レポ&感想です。

首都圏でも秋以降に同様のイベントが開催予定とのことで、今から参加予定の方にはいわゆる「ネタバレ」になるかもしれません。念のためもぐっておきますね。

越前先生のブログでもご案内があります。
『中途の家』刊行/「国名シリーズ プラスワン」完結

https://twitter.com/t_echizen/status/624956642153463810
当日は有栖川有栖先生もいらっしゃった模様です。ぜんっぜん気づきませんでした…。



ご了解済みの方は「more」からどうぞ。










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by n_umigame | 2015-07-29 21:22 | *ellery queen* | Trackback | Comments(0)

第67回エミー賞に「名探偵ポワロ」がノミネート


今年のエミー賞のノミネート作品が発表されました。
なんと、その中に、今回、「名探偵ポワロ」ファイナルシーズンから、「カーテン」がノミネートされた模様です。


■第67回エミー賞で、なんと「名探偵ポワロ」がノミネート!!!有終の美を飾れるかーーー!?

■Brits At The Emmys: First Nom For 'Poirot'; Period, Contemporary Dramas Strong

■2015年 第67回エミー賞 ノミネートが発表!


第67回エミー賞授賞式は9月に行われます。日本では、今年も生放送でAXNで放送される予定。
まだ少し先ですが、「カーテン」は、25年間の有終の美を飾るにふさわしい作品でした。ぜひ受賞してほしいですね。

ポワロさんが終わってしまって、しょんぼりしておりましたが、『そして誰もいなくなった』も、BBC Oneで豪華キャストでTV映画化リメイクが決定していますし、アガサ・クリスティー関連の情報からまだまだ目が離せそうもありません。クリスティーの作品が、それだけモダンで普遍的な物語群だからということなのでしょう。あれこれ期待して待ちたいと思います。
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by n_umigame | 2015-07-17 19:19 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『そして誰もいなくなった』[新訳版]アガサ・クリスティー著/青木久惠訳(ハヤカワ文庫


; クリスティー文庫)早川書房


その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作! 新訳決定版!
(Amazon.jpより)




 ネタバレしていますので、未読の方はご注意ください。


 Kindle版にて。旧訳(清水俊二氏訳)は何度読んだか忘れるくらい読んでいます。
 BBC OneがTV映画化すると知って、また原作を読み直したくなったのですが、本が見つからず;;これを機会に新訳版も読んでみることにしました。

 旧訳が時代の雰囲気に沿うような暗さや重さを感じるものであるのに比して、新訳はさらっと読みやすい印象です。翻訳物を読み慣れていない人、ふだん読書しないけど初めてこの作品を読むという人には、新訳の方がおすすめだと思います。(個人的な好みは旧訳ですが)
 ただ、クリスティーのお孫さんによる前書きがある意味ネタバレ全開ですので、新鮮な驚きをもって読みたいという方には、このお孫さんの前書きは音速ですっ飛ばして、さっさと本文に入ることを強くおすすめいたします。

 「新訳」となっていますが、おそらく、ほとんどはこちらの「クリスティー・ジュニア・ミステリ」で刊行された文章のままではないかと思われます。ジュニア・ミステリの方の感想はこんな感じだったのですが、今手元に本がないのでぼんやりした記憶だけでものを言っています。すみません。
 ジュニア・ミステリの時に気になった、親切のつもりなんだろうけど不要と思われる注釈や、ジュニア向けの語りとしては成功しているとは言いがたい文章などは、こちらの一般向けの新訳版ではなくなっていました。

 ですが、Amazonのレビューを見ていると、ジュニア向けみたいだという感想も見受けられます。そこはやはり残ってしまったのですね。確かに、最初の方はやたら読点で区切る文章が多かったり、おそらく原文が仮定法になっている文章を「○○だったらいいのになあ」と、キャラクターを問わず一様に訳してしまっているため、可愛いのですよね(笑)。人が一人殺されるたびに消えていく人形のことも「兵隊さん」と表現されていたりして、全体的にやさしい感じになっています。それがこの緊張感あふれるサスペンスに、合わないと言えば合わないのかもしれません。

 わたくし個人的には、例えば旧訳の「インディアン島」という訳が「兵隊島」になっているとか、方言が混じっているとか、その当たりは気になりませんでした。


 久しぶりに読み直して思いましたが、それにしても、この犯人アタマおかしいですね(笑)。
 お孫さんの前書きにもあるように、そもそも、こんなうさん臭い招待に応じるなよと思うのですが、それを言ってしまうとお話が始まる前に終わってしまうわけで。

 クリスティーの小説には、いわゆるリアリズムはないのかもしれませんが、おとぎ話や昔話、説話などにある、人間の一面の「真実」があります。おとぎ話も昔話も世界中に似たような類話があるのは、そこに人間として根源的な何か(どす黒いものも輝かしいものも)があるからでしょう。クリスティーの小説はそういう意味で「おとぎ話」なのだろうと思います。

 駒のようで薄っぺらだと言われるキャラクターも、世界中どこにでもいそうな「誰か」、自分の知っている「誰か」に似ている。その「誰か」に投影されたものを引き連れて、すっと読者の懐に入り込んでくる。理性的に考えたらおかしいと思うようなことでも、それこそ「魔が差す」ように、気づくとクリスティーの掌中に入っている。だからこそ読み継がれているのだと思います。

 この『そして誰もいなくなった』は「孤島もの/吹雪の山荘もの」の典型を作り上げたと言われる作品ですが、ミステリーと言うよりホラーのような怖さが強いと、改めて思いました。エンタテインメントとしては謎解きよりサスペンス要素が強い。
 『カーテン』『無実はさいなむ』でも使われた「法的には有罪にはできないけれど、人として裁かれるべき殺人」がテーマでもあります。そしてクリスティーは非常に信賞必罰のはっきりした怖い作家です。人を殺した人は罰せられる。クリスティーという人は、本当にそこはぶれない作家なんですね。犯人を自殺に追いやっておいて、痛くもかゆくも感じず探偵を続けている、黄金期の脳天気な「名探偵」たちを思うと、なおさらそう思います。(この脳天気な名探偵の生みの親が全員男性作家であることを思うと、男性は優しいんだなあと思うことでもありました(笑)。)

 クリスティーの「怖さ」は、ここにあるのかもしれません。殺人ではなくても人として「あんなことすべきではなかった」「人を傷つけてしまった」というようなことは、人生で何度もあります。その、良心を持っている人間であれば必ずさいなまれる呵責につけこんでくるから怖い。

 犯人は、「人を殺したと言ったって、自分だけは無罪なんだから、犯人はわたしだってわかるだろう(ドヤ!」と言っているところからもわかるように、良心というものが欠落していることが伺えます。サイコパスの特徴とされるところですね。

 犯人が誰かなんてどうでもいいのです。ぜひこの怪談をお楽しみください。



↓『そして誰もいなくなった』に関して、良いまとめ記事をアップされている方がありましたので、貼っておきます。
「HUREC AFTERHOURS 人事コンサルタントの読書備忘録」
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by n_umigame | 2015-07-14 21:10 | | Trackback | Comments(0)

『ゲルマニア』ハラルト・ギルバース著/酒寄進一訳(集英社文庫)集英社

 1944年ベルリン。ユダヤ人の元敏腕刑事オッペンハイマーは突然ナチス親衛隊に連行され、女性の猟奇殺人事件の捜査を命じられる。断れば即ち死、だがもし事件を解決したとしても命の保証はない。これは賭けだ。彼は決意を胸に、捜査へ乗り出した…。連日の空襲、ナチの恐怖政治。すべてが異常なこの街で、オッペンハイマーは生き延びる道を見つけられるのか?ドイツ推理作家協会賞新人賞受賞作。
(Amazon.jpより)



 Twitterに流れて来て気になったので、読んでみました。
 「買った」というツイートは見かけるのに、感想をツイートしている人をあまりお見かけしないな…と思っていたら、納得の読後感(笑)。

 読みやすいのですが、読後、良い意味でも悪い意味でもあまり何も残らない。そんなあっさり味でした。

 以下、ネタバレです。犯人も割っています。







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by n_umigame | 2015-07-11 18:18 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

『九尾の猫』新訳版、刊行日決定



九尾の猫〔新訳版〕

巨匠の異色作が新訳で復活! 
次から次へと殺人を犯し、ニューヨークを震撼させた連続絞殺魔〈猫〉事件。すでに五人の犠牲者が出ているにもかかわらず、その正体は依然としてつかめずにいた。指紋も動機もなく、目撃者も容疑者もまったくいない。〈猫〉が風のように町を通りすぎた後に残るものはただ二つ――死体とその首に巻きついたタッサーシルクの紐だけだった。過去の呪縛に苦しみながらも、エラリイと〈猫〉の頭脳戦が展開される! 待望の新訳版 【解説/飯城勇三】
Hayakawa Onlineより)


 "Cat of Many Tails"の新訳の刊行日が決まっておりました。
 2015年8月21日とのこと。
 (Twitter上で6月という情報も見かけたのですが、8月21日で決定ということで)

 翻訳者は、角川の国名シリーズ新訳でもおなじみの、越前敏弥氏です。

 この『九尾の猫』は、わたくしがエラリイ・クイーンのファンになった、とてもとても思い入れのある作品です。旧訳は大庭忠男訳と村崎敏郎訳が出ていましたが、特に大庭忠男訳でいろいろもっていかれました。この大庭忠男訳の『九尾の猫』がなければ、わたくしはきっとクイーンのファンにはならなかったと思います。

 越前敏弥さんの訳は、国名シリーズでエラリイと父親のクイーン警視との関係をくつがえすような新しい解釈を入れて、胸がすくような思いをしておりました。複数いらっしゃった旧訳の翻訳者の中でも、ここだけはなぜか全員同じような訳をしていらっしゃったからです。「新訳」と言うからにはこうでなくっちゃと思ったものです。

 実は、上に引かせていただいた早川書房のあらすじからして、すでに新しい部分があります。
 被害者が絞殺されるときの凶器が、「タッサーシルク」の紐、と、一歩踏み込んだ表現に変わっています。

 新訳の、父子関係の雰囲気ががらりと変わってしまうような解釈は、もちろん「どうしてもなじめない」という古参のファンの方もお見かけしました。ですので、クイーン作品の中でいちばん思い入れのあるこの作品を新訳で読んだら、自分はどう感じるだろうというところも、楽しみにしているところです。

 少しだけ不安に感じていることもあります。
 自分も末席に加えていただいているエラリー・クイーン・ファンクラブ(EQFC)会長の飯城勇三氏が解説に入っておられるので、翻訳に際しても、今回も助言があったことだろうと思います。
 個人的に、クイーンをごりごりの推理小説として楽しんだことはほとんどない不良会員の自分としては、トリックだとかそういったミステリーのお約束ごとは、正直なところ些末な部分です。逆に、いくら驚天動地のすばらしい発想のトリックであっても、そこに描かれるキャラクターが人間として共感できなさすぎたり、単純に小説としてつまらないと、評価は下がります。ですので、率直に申し上げると、そこにこだわってエンタテインメント小説としての妙味が失われてしまうなら、マニアのツッコミは無用に願いたいという心配もなくはありません。
 なぜなら、この作品はやはり、謎解きが主眼の作品ではないと思うからです。(飯城勇三さんの解説は解説だけのために新訳を買ってもいいと思うほど充実したものなのですが、それは国名シリーズのときだったからということもあり。)

 モンスターペアレントならぬモンスターファンにならないように、心しておきたいと思います(笑)。

 「異色作」と紹介されていますが、わたくしはそうは思いません。
 エラリイ・クイーン=国名シリーズ、ということで、その物語の文法からはずれるから異色だというのであればわかります。
 ですが、クイーンは『クイーン警視自身の事件』でも、『九尾の猫』のモチーフを繰り返しています。クイーン自身が思い入れがなければ、あるいは『九尾の猫』で語り尽くしたと考えたら、モチーフを繰り返すことはしなかったのではないでしょうか。クイーンは1929年のデビューから1970年代までの長期に渡り、何とかして新しいエンタテインメントを生み出せないかと、試行錯誤と挑戦をし続けた作家でした。無駄に「焼き直し」で弾を撃つ作家ではないと思います。
 この、物語世界全体を覆う暗さ、母性の欠如、"父"との対決、和解、許し、再生、どれを取っても、クイーンの本質はここにあるのではないかと思っています。

 もし、これを機会に、今から『九尾の猫』を新訳版で初めて読もうと思っている方がありましたら、その前に『十日間の不思議』をお読みいただくことをおすすめいたします。個人的に『十日間の不思議』は、クイーン作品の中で再読するのが嫌な作品の五指に入っているのですが(笑)、これを読んでおくと『九尾の猫』がより深く味わえるのではないかと思われます。かく言う自分は先に『九尾の猫』を読んでもっていかれたので、関係ないと言えばないのですが(笑)。
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by n_umigame | 2015-07-10 23:48 | *ellery queen* | Trackback | Comments(0)

『ジェシカおばさんの事件簿』2エピソード


S1E19「道づれは怖い人」(原題:Murder Takes the Bus)
S2E13「陪審員はつらいもの」(原題:Trial by Error)
(※エピソード番号はWikipediaより)

 アメリカのTVドラマシリーズで、推理による謎解きが中心の、なつかしいドラマです。
 最近でもちょこちょことCSなどで再放送されています。
 昔NHKで放送していたのを見たり見なかったり、という感じで見ていました。(「見てた」って言えるのかそれ。)主人公のジェシカの吹き替えは森光子さんだったと記憶していますので、その頃です。


 最近のミステリードラマは複雑で、人間関係がどろどろしているのは仕方ないにしても、殺人現場が猟奇的だったり、結果的にいるのかそれみたいなラブシーンで脱線したり、これちゃんと話としてオチるんでしょうねとか、原作がある作品は改変のセンスとか必然性とかそれどうなんだとか、いろいろな意味ではらはらするので、見る前に気持ち的に走り込んでから見たいドラマが増えました。
「ジェシカおばさん」は、久しぶりにミステリードラマを見終わって、一服の清涼なお茶をいただいたような気持ちになりました。ついでにお茶で目も鼻も洗えた気持ちです。花粉症でお悩みの方はいかがでしょうか。


 この「ジェシカおばさん」に、ドラマ『エラリー・クイーン』でクイーン警視を演じたデヴィッド・ウェインが出演していたらしい、ということを知っていたのですが、なかなか見る機会がなかったところ、また某方から見る機会をいただいてしまいました。
本当にいつも一方的にお世話になるばっかりで、申しわけありません。ありがとうございます!
そして、ありがとう、ドラマ『エラリー・クイーン』、ありがとう、ウィリアム・リンクとリチャード・レビンソンコンビ!(そこからのご縁なので!)


以下、感想です。
ネタバレになりますので、たたみます。犯人やトリックについても触れていますので、未見の方は回れ右推奨です。







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by n_umigame | 2015-04-03 02:19 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『名探偵ポワロ』シーズン13 #5「カーテン~ポワロ最後の事件~」


【アガサ・クリスティー原作の人気シリーズ 25年の時を経ていよいよ最終回!】
ポワロ最後の事件。その舞台は、ポワロ最初の事件が起きた「スタイルズ荘」だった。

ポワロは親友ヘイスティングス大尉をスタイルズ荘に呼び出す。ここは、かつて二人が初めて一緒に解決した殺人事件の舞台になった屋敷だが、現在はゲストハウスになっている。ヘイスティングスは再会したポワロのやつれた車椅子姿に驚く。ポワロは「ここが再び殺人現場になるが標的は不明だ」とヘイスティングスに告げ、屋敷に潜む殺人犯を捕えるパートナーとして、動けない自分の代わりに情報収集をしてほしいと頼む。

「名探偵ポワロ」は放送を終了いたしました。
25年間、ご覧いただきありがとうございました。

NHK海外ドラマHPより)






本当に終わってしまったんですね…。
2014年10月6日の放送をもって、ドラマ『名探偵ポワロ』無事日本での放送を終了しました。

主演のデヴィッド・スーシェさん始め、25年間役を務めてこられた俳優の方々、そして日本での吹き替えを担当された熊倉一雄さん(87歳におなりです)、本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。当たり役で、途中で役の変更なく25年間という長い期間、ずっと同じ役者さん、同じ声でドラマを視聴できたファンは本当に幸せでした。
(ヘイスティングス大尉役の富山敬さんが亡くなったのは本当に残念でした。)また、このドラマは初めて自分で買ったドラマのDVDだったということもあって、色々と感慨深いものがありました。

ありがとうございました。


さて、そんないろいろな感慨をもって迎えたファイナル・シーズンですが、ドラマの完成度という点では、残念ながら初期のころのクオリティにはやはり及ばなかったかなというのが、正直な感想です。

例えば、原作がアレなことで定評のある(笑)『ビッグ4』や、『ハロウィーン・パーティ』の焼き直しのような『象は忘れない』、元々短編だったものを継ぎ合わせた『ヘラクレスの難行』がファイナル・シーズンまで残っていたことも、その一因かもしれません。ドラマはドラマなりに工夫はされていたと思いますが。  
そんなわけで、とりあえずファイナル・シーズンを全部見たものの、まずはこの『カーテン』の感想からアップいたします。


以下、完全ネタバレになります。原作未読・ドラマ未視聴の方はここで回れ右推奨です。
犯人も割っています。
『オリエント急行の殺人』のネタバレもありますので、ご注意ください。


なお、制作背景などについてはYuseumさんのブログに詳しいので、興味のある方はぜひこちらもどうぞ。^^
「カーテン〜ポワロ最後の事件〜(名探偵ポワロ)」







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by n_umigame | 2015-01-11 01:20 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

『ルイス警部』新シリーズ日本初放送


■番組HP

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(画像はAXNミステリーより)


以前、チャンネル銀河でシーズン5まで放送された『オックスフォード・ミステリー/ルイス警部』が、AXNミステリーで放送されています。
そのうち日本未放送の新シリーズが、2月から放送されます。

日本未放送エピソードの放送開始は、2月4日(水)午後8時~。

1月からだと思って勇み足で録画したら、すでにチャンネル銀河で見ていたエピソードでした><;
チャンネル銀河で放送済みなのは、シリーズ5第4話「誰がメアリーを殺した?」("The Gift of Promise")までですので、日本初放送となるのは、シーズン6第1話「天才の神髄」からとなります。
まだ第2話までしかエピソードの邦題が記載されていませんね。(1月8日現在)
http://mystery.co.jp/program/schedule/lewis_ji_06.html

このドラマは、ハサウェイ役のローレンス・フォックスがインタビューに答えて「シーズン7で終了」と言っていたこともあったのですが、結局シーズン8まで継続している模様ですね。
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by n_umigame | 2015-01-08 18:01 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『名探偵ポワロ』ファイナルシーズン日本放送日決定

■NHK BSのホームページ


 Yuseumさんからの情報で知ったのですが(いつもありがとうございます^^)、やっとと言いますかとうとうと言いますか、ITVのドラマシリーズ『名探偵ポワロ』のファイナルシーズンの放送日が決まりました。
 24年間という長きにわたり、デヴィッド・スーシェさんがポワロ役を務め、日本では熊倉一雄さんが一貫して声を担当されてきました。これはたいへんなことだと思います。

 アガサ・クリスティーの原作をドラマ化したことで、やはり原作からの見かねる改変などもあるシリーズでしたが、それでも、ドラマを制作する方々の原典への様々な思い入れや意気込みを感じるドラマシリーズでした。
 もう見る前から感無量です。

 わたくしはついつい我慢できずに『カーテン』だけざっと見てしまったのですが、一度だけです。
 改めて9月の放送を待ちたいと思います。

 ファイナルシーズンで放送されるタイトルと予定は以下の通り。
 Yuseumさんのブログでトレーラーを見ることができます。(英語/ポーランド版)

第1週「象は忘れない」 9月8日(月)21:00~
13年前に起きたある夫婦の心中事件。その真相を聞き出すよう頼まれた推理作家のオリヴァ夫人は、友人であるポワロを訪ね協力を求める。が、知人の医師が巻き込まれた殺人事件を調査中のポワロはとりあわない...。まったく関係ないと思われた二つの事件だったが...。

第2週「ビッグ・フォー」 9月15日(月)21:00~
各国の大物が集まる平和党のパーティーで、ロシアのチェス王者が急死。さらに次々と殺人事件が起こる。はたして真相は?

第3週「死者のあやまち」9月22日(月)21:00~
祭りの余興として、推理作家のオリヴァ夫人が推理ゲームの企画を依頼される。しかし、ゲームの中で殺される役を演じるはずだった少女が、なんと現実に遺体で発見されるのだった。

第4週「ヘラクレスの難業」9月29日(月)21:00~
富豪一族の娘ルシンダの社交界デビューのパーティーで、美術品泥棒マラスコーを捕えるための罠を仕掛ける警察。しかし、ルシンダが無残な姿で発見されてしまう...。

第5週「カーテン ~ポワロ最後の事件~」10月6日21:00~
ポワロからの手紙を受けとった旧友のヘイスティングス大尉は、かつて殺人事件の舞台となったスタイルズ荘を訪れ、ポワロとの再会をはたす。ポワロは、「ここでこれから起きようとしている第二の殺人事件を阻止する」と言う...。

特集番組『さよならポワロ!~世界が愛した名探偵・25年の軌跡~』9月4日(木)22:00~
25年間"灰色の脳細胞"を持つ愛すべき名探偵を演じてきた、イギリスの名優デビッド・スーシェ。彼がポワロゆかりの人々や場所をたずねる。おなじみのテーマ曲誕生秘話や、ポワロ生誕の地などが登場。そして、最後の撮影が行われる日、スーシェの心境はいかに...。


海外ドラマナビ様より。

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by n_umigame | 2014-07-26 21:47 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

『ミステリマガジン700 海外篇』杉江松恋編(ハヤカワ・ミステリ文庫)早川書房


日本1位世界2位の歴史を誇るミステリ専門誌の集大成的アンソロジー 海外の最新傑作を常に紹介し続けてきたミステリ専門誌だからこそ揃えられた豪華傑作選

【収録作品一覧】
「決定的なひとひねり」A・H・Z・カー/小笠原豊樹訳
「アリバイさがし」シャーロット・アームストロング/宇野輝雄訳
「終列車」フレドリック・ブラウン/稲葉明雄訳
「憎悪の殺人」パトリシア・ハイスミス/深町眞理子訳
「マニング氏の金のなる木」ロバート・アーサー/秋津知子訳
「二十五年目のクラス会」エドワード・D・ホック/田口俊樹訳
「拝啓、編集長様」クリスチアナ・ブランド/山本俊子訳
「すばらしき誘拐」ボアロー、ナルスジャック/日影丈吉訳
「名探偵ガリレオ」シオドア・マシスン/山本俊子訳
「子守り」ルース・レンデル/小尾芙佐訳
「リノで途中下車」ジャック・フィニイ/浅倉久志訳
「肝臓色の猫はいりませんか」ジェラルド・カーシュ/若島正訳
「十号船室の問題」ピーター・ラヴゼイ/日暮雅通訳
「ソフト・スポット」イアン・ランキン/延原泰子訳
「犬のゲーム」レジナルド・ヒル/松下祥子訳
「フルーツセラー」ジョイス・キャロル・オーツ/高山真由美訳
(出版社HP)

しばらく品切れだったかして手に入らなかったのですが、SFの方と合わせてやっとGETできましたので、読んでみました。
久しぶりにミステリらしいミステリーを読んだ!と言う充実感とともに読了いたしました。

 個人的な好みで申しますと、「マニング氏の金のなる木」「アリバイさがし」が好きです。謎解きという点で端正な作品は、いかにもこの著者らしいお行儀が良い謎解きの「二十五年目のクラス会」や「十号船室の問題」「名探偵ガリレオ」が秀作だと思いました。普通小説のような印象を受けるのは「終列車」。そして最後に収録されている「フルーツセラー」が強い余韻を残して終わります。編集の妙ですね。


 以下、読み終わった方向けの完全ネタバレですので、未読の方はここで回れ右推奨です。









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by n_umigame | 2014-06-15 18:51 | ミステリ | Trackback | Comments(0)