モンクが警察への復職のための審査を受ける。委員3人のうち2人は好意的だったが、残りのウィリス警部は明らかにまだ反対のようだった。ナタリーは、結論が出される翌週までにウィリス警部にゴマをするようにとモンクにハッパをかける。
モンクはディッシャー警部補がウィリス警部の息子ブライアンをキャンプに連れて行くと知って同行することに。なんとかブライアンと仲良くなって警部にアピールする計画だ。
[ゲスト出演]
ウィリス警部役/ウェイド・ウィリアムズ(映画「ALI アリ」、ドラマ「プリズン・ブレイク」)
(NHK 海外ドラマHP)
モンクさん、スーツ似合うじゃないですか~。
ディッシャーがキャンプ姿で登場したシーンの、警部のセリフ、
「何も言うな」
間。
「やっぱり言え」
が大爆笑でした。
ファイナルシーズンも残り3話ということもあり、ディッシャーというキャラクターの「まとめ」に入った感じの回でもありましたね。
「いつも笑われて、いやじゃないの?」というモンクさんの問いのディッシャーの答えが、ディッシャーらしいと言えばディッシャーらしいです。
モンクさんの、「車のステッカーにもっと目を向けるよ」も大笑いでした。
しかし、ミステリドラマとしては、もうあまり見るところがなかったというのも本音です。
残すところ、泣いても笑ってもあと3回ですので、シリーズ全体の最大の謎、トゥルーディの事件の解決という一番大きなミステリードラマが待っているわけなのですが、「ここまで来たら最後まで見るだろ」という制作者の気合いの抜けた態度がだだ漏れな気がして、ちょっとなあ…と思いました。
最後まで気を抜かずにやっていただきたいです。
『名探偵モンク』のような謎解きミステリドラマの場合は、アイデア勝負なところも大きいので、ネタ切れになってきたらドラマ部分で勝負するしかなくなってくるというのもわかるのですが。
結局復職審査には通らなかったモンクさんですが、どうなるんでしょうね。(ってうっすら知ってしまっているのですが、やはりきちんと見るまでは)