1920~30年代、イギリスを舞台にしたクリスティーのロマンチックなコメディー、スリラー、そして背筋の寒くなるようなミステリーを集めた、彼女の独創的な短編コレクション。 古き良きイギリスへ視聴者が思いを馳せることのできる知られざる良品をご紹介。
1982年 イギリス
(LaLaTV)
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アガサ・クリスティー・アワー(LaLaTV)
今年はアガサ・クリスティーの生誕120周年記念ということで、大小さまざまなイベントがありますが、LaLaTVでもこんなシリーズものを放送していたのですね。
今から30年近く前のドラマで、テレビシリーズだったということもあってかちょっとチープな感じのところもあるのですが、脚本が良いので見ていて飽きません。
第3回 第四の男
少女が自分自身を絞め殺すことがあり得るだろうか?ロンドンから北行きの夜汽車の中で、アネットとフェリシーの話を聞いた医者、弁護士、そして牧師は、それぞれの職業的な観点からショックを受ける。そしてこれは、本当に奇怪な話だった・・・。
(LaLaTV)
最初の方を見はぐったのでほかのことをしながらちらちら見ていたのですが、ちょっと
オカルトオチでしたね。
クリスティーには、ドラマにするとなおさら際だつのですが、ゴシック・ホラー調の作品があって、このドラマもそんな印象でした。
現代風に無理矢理別の解釈をつけるならば、共依存の話ということでしょうか。
「アガサ・クリスティー・アワー」というくくりにされていますが、最後の方の回はパーカー・パインが出るらしいです。
パーカー・パインのシリーズってドラマ化されていたんですね。
クリスティーの短篇に登場する探偵は地味だけれど、ファンが多そうです。