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*さいはての西*

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「国際きのこ会館」は実在した…。

岸本佐知子さん著『気になる部分』に登場する、夢かうつつか定かでない思い出(おいおい)「国際きのこ会館」は実在するらしい、とほかの方の感想でお見かけし、「はっはっは、またまた~(笑)。」と思いながらGoogleさんに聞いてみたところ、あ り ま し た。

「どどめ色の博物館・イヤげリウム」という、愉快痛快お食事時には超微妙なステキサイト様があり、こちらで詳細に写真付きで紹介してくださっていました。

ちなみにこちらのサイトのコンセプトは、
当館ではテキスト、画像、音楽などマルチな媒体を駆使して
「イヤげなるもの」を蒐集、展示しております。 

「いやーん」と言いながらも顔は笑ってしまう
「うげー」と言いながらも視線が外せない
「心地よい嫌悪感」
「苦笑の快楽」
それが「イヤげ」です。

とのことで、国際きのこ会館以外に目を覆うばかりでも指の隙間から見たいネタがこれでもかとてんこもりです。
また時間のある折りにでも全制覇したいと思っております。

さて、本題の「国際きのこ会館」はこちらのページで紹介されています。
うううーーーーーむ、岸本さんの思い出どおりの、いや、ある意味それ以上のインパクトのあるホテルだったようですね。
ページの最後にサイトマスターの方の「群馬県恐るべし。」という感想が述べられていますが、もうその一言に憑きます。いや、尽きます。

この見ているだけでマタンゴになりそうなホテルは群馬県桐生市にあったそうで、のちに「ホテルきのこの森」と改名されたそうですが、現在は経営されていないのだとか。
残念です。

しかし、きのこってなぜこんなに人間の恐怖をあおるアイテムなんでしょうね。
いや、おいしいですよ。とってもおいしいですとも。
わたくしも冷蔵庫に常備しております。
けれども、例えば、根菜ばかり食べていたって「根菜になるかもしれん」とか「根菜に乗っ取られるかもしれん」という恐怖を描いたフィクションが洋の東西ないというのは(あ、うそです。フレドリック・ブラウンがカブが地球の支配種になった話を書いてました。でもこれフレドリック・ブラウンだから許されるというかなんというか)、やっぱりきのこが菌類だからですか。
by n_umigame | 2010-10-31 22:53 | 日々。