Wikipediaによると、日本では、異名を「死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)」などと言うそうですが……え、縁起悪~そうな名前ばっかりですね。
今市子さんのマンガでも題材にされていたお話があった気が。
見た目がきれいだと思って子どもの頃摘んで帰ると、母に「家が火事になるから捨ててきなさい」と叱られ、摘んだあと手に白い汁のようなものがついたのでそれも母に見せると「毒だからよく手を洗いなさい」と叱られ、わたくしにとっては「子どもの頃おかげでよく叱られた花」としてインプットされております。
…そう言えば同じ季節に赤トンボを捕って帰ったら、「赤トンボは神さまのお使いだから放してきなさい」と叱られたことも思い出しました。
でもなんで、シオカラトンボとかオニヤンマとか捕ってきても叱られないのに赤トンボはダメだったのか、いまだにナゾです。(夏に従兄弟といっしょに虫かごにぎゅうぎゅういっぱいセミを捕ってきてそれも叱られたなあ…「一週間しか生きられへんねんから放してきなさい」と言ってたが、単に気持ちが悪かったからに違いない…。)
オニヤンマなんか親が叱らなくてもオニヤンマがあの光るギョロ目でメンチ切ってくる(標準語:ガン飛ばす)ので、怖くて「ごめんなさいもうしません」と言って放した記憶もあります。