最近ですね、心配なんですよ。
彼らの仲がいいかげん冷え切ってるんじゃないかって。
ときどき、思わないのかな、「アタシ、ほんとに、彼のことが好きなの?」って。
「アタシ、もしかして、彼に会えないっていう、シチュエーションに燃えてるだけなんじゃない?」って。
いや、織り姫と彦星の話なんですけどね。
今年も七夕は雨でしたし、雨じゃない七夕って、記憶にないくらいなのですが、こんなに毎年毎年会いそこねてて、オッケーなのかやつらは。と思わないですか。思いません。そうですか。そうですね。大きなお世話ですよね、星だし。
恋愛は素に戻った方が負けだし。
ところで今年は七夕担当じゃなかったのですが、街で保育園児(推定3歳)が7日に、お母さんに手を引かれて、うれしそうに小さな七夕の笹に、自分の願い事を書いてもらったらしき短冊をひとつずつ、つけて歩いていました。
エスカレーターでたまたまその子たちの後ろに乗って、そのお願い事が見えたのですが、何だか見てはいけなかったようなものがあったので、ここにネタとして上げさせていただきます。
「おかあさんになりたい」 だいき(仮名)
だいき(仮名)…あのさ…いや、君が大人になるころには今よりさらにジェンダーはフリーダムな感じに展開されていて、なれるかもしれないよね。
ただし、それが30年後だったとしても、ハード・ライフであることは容易に想像がつくんだけれどもね。
「ファミリーがげんきでありますように」 (無記名)
……ファミリー。
いや、家族のことを英語で言っただけだよね?
その筋の方じゃないですよね? ね?
愉快な保育園だったようです。