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『孤高の警部 ジョージ・ジェントリー』が終了(本国)

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(画像はIMDbより)


いきなり私事で恐縮ですが、この3年ほど公私ともに本当にいろいろとありまして、以前楽しく見ていたドラマもすっかり追えなくなってしまっておりました。
ブログの更新もすっかり間遠になって、よほどのテンションがないと書けなくなってしまっていましたが、おかげさまで最近やっとあれもこれもまたやりたいと思うことが少しずつ増えてきました。
もういろんなことで無理だけは絶対しない、むしろやりたいことしかしない(できるだけ)と決めましたが、この調子で自分のペースを取り戻したいと思います。
まあこの間も新しい萌えやら沼やらloveやらが増えたりしていたんですけどもね、うふふ。


というわけで、ジョージ・ジェントリーが終わっとるがな(涙)。

しかも「今まさに終わりました」みたいな記事タイトルですが、1年も前に本国で放送終了してますからね(遅)。


主演のマーティン・ショウさんは今年で73歳。
刑事ドラマの主人公を務めるのも厳しいという判断もあったのでしょうが、イギリスの俳優さんたちは舞台俳優も兼任している方も多く、身体が資本だということがよくわかってらっしゃるのか、長寿で生涯現役の俳優さんも少なくありません。マーティンさんもぜひ元気で長生きなさって、またドラマでもお姿を拝見したいと思います。

さて、『孤高の警部 ジョージ・ジェントリー』、昨年(2017年)5月の本国での放送をもって、終了したようです。
8シーズン目で、最終シーズンは全2話。
1960年代のイギリスの社会問題を、刑事ドラマの体裁を取りながら、誠実に描こうとした秀逸なドラマでしたが、最終シーズンではついに1970年代に突入したようです。

2017年1月20日の記事ですが、日本でも終了のニュースが流れていました。
■英国ミステリー『孤高の警部 ジョージ・ジェントリー』がシーズン8で終了へ

■Inspector George Gently(IMDb)


シリーズ8(最終シーズン)のエピソードタイトルは、
・Gently Liberated
・Gently and the New Age
だった模様。


気になる日本での放送ですが、わたくしまたしても、見はぐっていた1話を見はぐってしまったことに気がつきました(哀号)。
何度目だ。
またAXNミステリーさんで再放送があることを祈ります。


■AXNミステリー公式
孤高の警部 ジョージ・ジェントリー



AXNミステリーのエピソードガイドが、全部「シーズン1」第○話という全シーズン通し番号でまとめられていて、何シリーズ目の何話目を見逃したのか、わかりにくいったらありゃしませんよ。(八つ当たり)

自分用のメモとして以下、全シリーズまとめました。
エピソードの日本語タイトルはAXNミステリー放送のもの、シリーズ後ろの( )内は本国での放送年。
エピソードの先頭の<>内の番号はドラマ全体の通し番号です。


Pilot (2007)/パイロット版
<1>   "Gently Go Man"/「再挑戦の始まり」

Series 1 (2008)/シリーズ1
<2> #1 "The Burning Man"/「裏切りの末路」
<3> #2 "Bomber's Moon"/「偶然が犯した罪」

Series 2 (2009)/シリーズ2
(ドラマの原タイトルはシリーズ2から"'Inspector George Gentl"に変更)
<4> #1 "Gently with the Innocents"/「沈黙は永遠に」
<5> #2 "Gently in the Night"/「奔放への報い」
<6> #3 "Gently in the Blood"/「憎しみの残影」
<7> #4 "Gently Through the Mill"/「新たなる挑戦」

Series 3 (2010)/シリーズ3
<8> #1 "Gently Evil"/「隠された正体」
<9> #2 "Peace and Love"/「混沌のキャンパス」

Series 4 (2011)/シリーズ4
<10> #1 "Gently Upside Down"/「破滅への道」
<11> #2 "Goodbye China"/「裁かれる者」

Series 5 (2012)/シリーズ5
<12> #1 "Gently Northern Soul"/「ノーザン・ソウルの夜に」
<13> #2 "Gently With Class"/「歌声の行方」
<14> #3 "The Lost Child"/「消えた子供」
<15> #4 "Gently in the Cathedral"/「ジェントリー汚職疑惑」

Series 6 (2014)/シリーズ6
<16> #1 "Gently Between The Lines"/「死の真相」★
<17> #2 "Blue for Bluebird"/「キャンプ場に潜む闇」
<18> #3 "Gently With Honour"/「ホープウッドの秘密」
<19> #4 "Gently Going Under"/「炭鉱町の闘い」

Series 7 (2015)/シリーズ7
<20> #1 "Gently with the Women"/「被害者の声」
<21> #2 "Breathe in the Air"/「巨悪への挑戦」
<22> #3 "Gently Among Friends"/「ゆがんだ友情」
<23> #4 "Son of a Gun"/「若者たちの叫び」

Series 8 (2017)/シリーズ8(ファイナル)※2018年6月2日現在日本未放送
<24> #1 "Gently Liberated"
<25> #2 "Gently and the New Age"


脚本が濃いドラマだったこともあってか、1シリーズの話数がアメリカのドラマなんかに比べると少ないですね。

わたしは★印のエピソードだけ見られていません。
シリーズ5の最後で「少年漫画の引きかよ!」と突っ込んだ覚えがあるのですが、シリーズ6で見事(?)復活を遂げたはずのジェントリーとバッカスを見られていないことになります。
人様の感想を拝見していると、バッカスいろいろいやになって警察やめるとかジェントリーと別れるとか(?)言い出してだだこねたけど、そのあとドラマが続いていることを見ると元さやに収まったんですよね。
バッカスの、口では何のかんの言っていてもguv大好きっぷりがだだ漏れで、ほほえましいことでございます。
もう惚れたって言えよ。
早く見たい。

UK盤と北米盤ではDVDも出ているのですが、日本ではそこまで人気がないせいか、ディスク化はされていない模様です。
『ブラウン神父』が日本でも一気にディスク化されるのを見ていると、日本人は社会問題を扱った刑事ドラマよりも、謎解きミステリーが好きな人が多いんだなあと思いました。わたしはどちらも好きなので、謎解きもの偏重になってしまうのは残念なのですけれども、確かに気軽に見られるのは謎解きミステリーですね。日本では疲れている人が多いのかも知れません。

シリーズ7まで放送してくれたので、最終シーズンもなるべく早めに放送してくれることをお待ちしています、AXNミステリーさま。
(AXNになってから早かったのに、これも丸1年以上待たされているのを見ると、やっぱり謎解き好きさんが多いからなんでしょうね。)

最終シリーズではバッカスは少しは大人になったでしょうか。
そんなのバッカスじゃないです。



***


ところで、エキサイトブログ様から、「わたしの好きなドラマ」「映画」で記事を書きませんかというお誘いをいただいていたというのに、それもすっかり過去の話になり、キャンペーン(だったようです)も終了しておりました。
せっかくわざわざお声がけいただいたのに、申し訳ありません。






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by n_umigame | 2018-06-02 12:09 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

ITV版「メグレ警視」シリーズ1~2(4話)

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■AXNミステリー公式HP
 

「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソン主演!
「刑事フォイル」「名探偵ポワロ」「ミス・マープル」の製作陣が手がけた、ジョルジュ・シムノン原作の本格ミステリーシリーズ
看板番組「名探偵ポワロ」「ミス・マープル」「刑事フォイル」が完結し、これらの後任を担う番組としてITVが2016年に放送した最新作。初回放送時7,200,000人の視聴者かつ28.8%のシェアを獲得し、文句なしの大ヒットとなった。
「刑事フォイル」のプロデューサー、「名探偵ポワロ」「ミス・マープル」の脚本家が、日本ではファンの多い「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンを主演に迎え手がけた、本格ミステリーシリーズ。
(AXNミステリーより・画像もすべて)

***

あれだけ「日本で放送してほしい!」と大騒ぎしておきながら、せっかく放送していただけたのに感想をアップしないのも不義理かと思い、遅ればせながら感想をまとめておきたいと思います。

めちゃくちゃ長いので、ご用とお急ぎのない方だけ以下どうぞです。

***

キャストについてなどはこちら()の記事で一度ご紹介していますので、今回は実際に見た感想をつらつらと書かせていただきます。


***

最初から総評となりますが、「運命の修繕人」メグレを、とかくフランスとはそりが合わない因縁の仲のイギリスの人が描くとどうなるか、というところに、興味津々でした。(イケズ)
配役に関しては、先に記事にもアップしましたとおり、止め絵で見ている限りでは不安も不平もありませんでした。
原作のメグレはビッグ&ファットガイ(だけど身軽)なので、ローワン・アトキンソンの細長いシルエットとは正反対なのですが、実際に動き出しても視覚から入ってくるキャラクターのイメージでこれは飲み込めないという人はいませんでした。

ウィキペディアの当該ページによりますと、ロケはイギリスではなく、ブダペストとハンガリーで行われたそうです。
Maigret (2016 TV series)
https://en.wikipedia.org/wiki/Maigret_(2016_TV_series)

セットなどをPinterestにアップしている方がありました。
http://dominichyman.co.uk/2017/01/04/maigret/
↑ちょっと生々しい画像もあります。

https://www.pinterest.jp/location007/maigret-2016/
眺めているだけで眼福であります。

それで、だからというわけでもないのですが、全体的にあまりフランスっぽく見えなかったのだけが残念でした。
本当に細かいところなのですが、内装や衣装など、フランスを意識しているんだろうなということはわかるのですが、それがかえって、これがイギリスの人が作ったドラマだということが透けて見えてしまっているように感じてしまいました。そもそも英語で話してますしね。
キャラクターの名前だけフランス語風に発音していて(英語ならメグレの名前も「メイグレット」というように発音しそうです)、パリとか固有名詞は英語の発音ですし、原作(原文?)では「パトロン」と呼ばれているメグレが「チーフ」と呼ばれているのも、原作既読組には座りが悪かったです。
そういう細かいところの積み重ねが全体を作っているので、やはり細部も大事だなと思いました。

ローワン・アトキンソンのメグレは、決して悪くはないのですが、メグレ警視かと言われるとやはり違うかなというのが正直な感想です。
メグレは元々、個性があるんだかないんだかわからないようなキャラクターですが、あるものはあるとして受け入れる、清濁併せ呑む懐の深さがあります。ただそこにいるだけなのですが、その「ただそこにいる」存在感が頼もしいのです。
そこをローワン・アトキンソンは「無表情で受け流す」という演技でメグレを演じていて、それはそれで落ち着いた感じで良いのですが、茫洋としてつかみがたい原作のメグレというよりは、冷静沈着で有能な刑事という意味で、「打って出ている」メグレなんですね。

メグレものは何作かは早川書房から刊行されていますが、ほとんど河出書房新社から出ています。
その意味するところは、原著がいわゆる謎解きミステリーでもサスペンスでもなく、どちらかというと普通小説に近いものだからだろうと思います。

確かに、「人が殺されて、その犯人がわかる話」なのですが、人が殺されたから犯人を捜すのはメグレが警察官で、それが仕事だからです。
メグレは仕事熱心ですが、「謎」そのものに耽溺しません。
積極的に謎を解いている姿勢を読者に見せるタイプの探偵役ではありません。
場合によっては何もしていないようにさえ見えます。やがて事件は解決しますが、そこにごりごりと理屈をつけて説明するというスタイルは取りません。ですから、なぜその人物が犯人だったかとか、その犯行はその人物に物理的に可能だったのかとか、謎解きミステリーを読むつもりで読むと、消化不良になってしまいます。

メグレものは謎解きを楽しむタイプの小説ではなく、メグレという、ぬえのようなつかみどころのない、それでいて自分の人生や、身の回りの人やその有り様を、どうしようもないようなこともひっくるめて愛していることがわかる魅力的なキャラクターが、パリという街と渾然となって、見ているものを共に体験するような小説です。
わたしのようにそれがとても心地よくて、起きていることは悲惨だったり醜かったりするのに、いつまでもこのメグレのいる世界にいたいと思ってしまう人にはおすすめです。
が、謎を解くことを主眼としたこってりミステリーを味わいたいと思っていた向きには、あっさりしているうえに何を食べさせられたのかすらわからない、ということになってしまうかと思います。
ドラマは、この後者をターゲットにしたのかなと感じました。

シャーロック・ホームズとロンドン、エラリイ・クイーンとニューヨークのように、特定の都市と切り離せないタイプの探偵がいますが、メグレとパリは切り離せないものだと思います。
ローワン・アトキンソンのメグレは、このパリと半分同体化しているような感じがないように思います。ローワン・アトキンソンがどうしても典型的なイギリスの人というイメージがありますし、ほかのキャストもスタッフもイギリスの人なのだから、仕方がないと言えます。

ドラマとしてつまらないとか、クオリティが低いということでは、まったくありません。
謎解きが好きな人をターゲットにしたミステリードラマとしては、(不遜な言い方ですが)過不足なくよくできているドラマだと思いました。
でも、イギリスにはクオリティの高い謎解きミステリー小説は、たくさんあるわけです。
であるならば、なぜ、しかも今、イギリスの人がメグレものをテレビドラマにしようと思ったのか、結果成功したと言えるかと問われると、やはり疑問が残る作品かと思いました。
現在シーズン2の4話まで見ましたが、その問いには答えてもらえませんでした。

メタ的な理由、大人の事情とも言いますが、AXNミステリーの紹介にもあるように、ITVは「名探偵ポワロ」の終了を受けて、これに代わる人気定番ドラマを制作したかったようです。
「ポワロ」は、シリーズ最初の頃は1回30分番組で、ユーモアを上手に交えてた視聴しやすいドラマでした。尺が長くなり、重厚な内容も放送しだしたのはもっとあとのシリーズになってからです。
メグレは最初から長いし重いし、上述したように、イギリスの人は特に、このフランスを舞台にしたイギリス人が作った仮装フランスドラマをどういう意義をもって見ているのかという部分も疑問が残り、シリーズ3以降のロングランは厳しいのではないかと、正直感じてしまいました。
具体的には各エピソードの感想に書きましたが、ローワンさんのメグレは、原作のメグレが持っている良い意味で猥雑なところがなく、あまりにも清潔すぎます。
制作してくれたらもちろん見たいですが、もうひと味ほしいところです。

***

実際にドラマを見てからのキャラクターについて。

原作ではメグレ班のレギュラー刑事は、リュカ、ジャンヴィエ、ラポワントの3人。ほかにトランスと、<無愛想な刑事>ロニョンが登場します。
ドラマでは、一番の古株でメグレが息子のようにかわいがっているリュカは登場せず、ジャンヴィエ、ラポワント、ロニョンだけがレギュラーで登場しています。
確かに、リュカとジャンヴィエはどちらもメグレがかわいがっている部下なのですが、ややキャラがかぶるところがあり、ドラマでどちらか一人だけ採用しようとなったようですね。なぜそこでジャンヴィエを残したのかわかりませんが、リュカより名前が発音しやすいからかもしれません(笑)。
ラポワントは原作では<チビの>と訳されていますが "petit Lapointe"なので、一番年若いというほどの意味です。登場したときは新人で初々しくて、メグレの役に立とうと必死で仕事をしている様子がほんとうにかわいくてほほえましいのです。
ロニョンはメグレの部下ではなくて、モンマルトル署に所属の刑事です。まじめに仕事をしていて、気の毒な境遇の家庭なのですが、ひがみっぽい上にだらしない格好をしていることが多いため、刑事仲間からあまり好かれていません。
メグレのいるパリ警視庁(司法警察局)がシテ島のなかのオルフェーヴル河岸にあるので、単に「オルフェーヴル河岸」というとパリ警視庁を指すことがあります。日本でも警視庁のことを「桜田門」と言うような感じでしょうか。そのままずばり「オルフェーヴル河岸」というタイトルの映画がありました。(邦題『あるいは裏切りという名の犬』ジェラール・ドパリュデュー主演。一時期はやったこのハードボイルドポエムタイトル好きでした…(笑)。)フランスの警察機構についてはWikipediaなどをご覧ください。
この辺りのキャラクターは、第1話は紹介に終わった感じですね。

忘れてはならないのは、メグレ夫人の存在です。
メグレ夫婦はおしどり夫婦で、お互いのことをとても大事にしているのが伝わってくる素敵なご夫妻なのですが、ドラマは原作以上に登場シーンが多くて、うれしかったです。
演じているルーシー・コフー(Lucy Cohu)さんはやはりITVのドラマによく出てらして、『名探偵ポアロ』の「チョコレートの箱」のデリュラール夫人(冒頭で死ぬ人)、『ミス・マープル』の「ポケットにライ麦を」、ほか『トーチウッド』『ルイス警部』『ブロードチャーチ』『ミステリー・イン・パラダイス』等、日本でもおなじみのドラマに出演されている俳優さんです。わたしは『リッパー・ストリート』が一番印象に残っています。



***

以下、各話の所感です。
ネタバレになりますので、気にされる方はここで回れ右願います。








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by n_umigame | 2018-05-26 23:33 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

英国ITV版『メグレ警視』日本放送決定

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こちらの記事でご紹介しました、ローワン・アトキンソンさんがメグレ警視役の、英国ITV版ドラマ『メグレ警視』が、日本でも放送が決定したそうです!(コメントで教えてくださったアガサさま、ありがとうございます!)


■AXNミステリー4月のおすすめ
メグレ警視(全2話)
一挙放送
字幕版:4月15日(土)8:00pm
【BBC FIRST】にてレギュラー放送
字幕版:4月21日(金)スタート 毎週金曜10:00pm

■AXNミステリー「メグレ警視」番組ページ
「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソン主演!
「刑事フォイル」「名探偵ポワロ」「ミス・マープル」の製作陣が手がけた、ジョルジュ・シムノン原作の本格ミステリーシリーズ
看板番組「名探偵ポワロ」「ミス・マープル」「刑事フォイル」が完結し、これらの後任を担う番組としてITVが2016年に放送した最新作。初回放送時7,200,000人の視聴者かつ28.8%のシェアを獲得し、文句なしの大ヒットとなった。
「刑事フォイル」のプロデューサー、「名探偵ポワロ」「ミス・マープル」の脚本家が、日本ではファンの多い「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンを主演に迎え手がけた、本格ミステリーシリーズ。
日本では1950~60年代に制作されたフランスの名優ジャン・ギャバンがメグレを演じた映画や、70年代に愛川欽也がメグレを演じたドラマ、さらに、池波正太郎の「鬼平犯科帳」のファンからは鬼平とメグレの類似点を指摘する人も多く、メグレに対して親近感を持つ人は多い。また、最近では「名探偵コナン」のメインキャラクターの一人、目暮十三のオリジナルキャラクターとして子供たちからも知られている。
(AXNミステリーHPより・画像も)



Twitterでの反響を見るだに、みんな大好きローワン・アトキンソンさん。

イギリス本国ではDVDがR-15でレイティングされていたので、NHKの特に地上波での放送は厳しいかなあと思っていましたが、AXNミステリーさんががんばってくれました。

うれしい~vvvvvvvv

入っててよかったAXNミステリー。





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by n_umigame | 2017-02-26 12:30 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

NHK BS『アガサ・クリスティー そして誰もいなくなった』(全3回)

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アガサ・クリスティーの名作、日本初放送!!
謎の人物から小さな無人島の邸宅に招かれた10人の男女。次々と人が消えていく衝撃のミステリー! イギリスで放送され大絶賛された新作ドラマ。
原題:And Then There Were None
制作:2015年 イギリス
(NHK BS公式サイトより・画像も)

■公式サイト→



全面的にネタバレしています。

ドラマだけでなく、原作、戯曲版のネタバレもあります。
話を知らないしトリックも聞いたことがないという方は、ここで回れ右絶賛推奨です。

(戯曲版の感想はこちら。→


すべてOKの方は以下からどうぞ。
長いですよ~。









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by n_umigame | 2016-12-25 23:36 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(4)

英国ITV版「メグレ警視」シリーズ1"Maigret Sets a Trap"(メグレ罠を張る)

ローワン・アトキンソンがメグレ警視を演じるテレビシリーズって、そう言えばどうなったかしらーと思っていたら、今年(2016年)の5月末頃にシーズン1の放送は終わっていたようですね。
シーズン2は来年の模様。
シーズン1は『メグレ罠を張る』だったようです。

日本未公開の海外ドラマの情報を知りたいときにいつもお世話になっているIMDbをちらっと見に行きましたらば…!


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画像はIMDBより。



ちょ、誰ですかこのイケオジーーーーー!!!

ローワン・アトキンソンさんです。

うそでしょーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!(←ちょっと。)


いやー、化けましたね、見事に!
この画像を見ているだけでも、控えめに言っても最高じゃないですか。

最初ちょっと心配していたんですよ。ローワン・アトキンソンさんのメグレって。
しかも今ごろ、しかもイギリス人がメグレ警視に手を出すってどういうこと? って。
自国が刑事もの含めてミステリーの宝庫で、よその国の作品までドラマ化するほど不自由していませんわ、ほほほほほ!(ヴァランダーは) 傑作がなければ名作を食べればいいのに?ミステリー文学貧乏の国はとか思ってるでしょ(なにその僻み)、ふだんフランス語文化圏のあれこれだって小馬鹿にしてるくせにって思ってたんですよ。(←偏見)文句があるならバッキンガム宮殿にいらっしゃいくらいに思ってるかなって。(だからなにその僻み)

フタを開けたら、何ですかこれ、すんごいいい感じなんですけど!!! 目、覚めたわ。

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どや、このイケオジっぷり。(鼻血)


英国人俳優、心から改めておそるべし。
このお年を召してからの化けっぷりがはんぱないです。

だって、どうしたって日本では(世界でも?)彼のイメージはミスター・ビーンでしょう? 英国の人にしたって『ブラックアダー』とかコメディシリーズのイメージなんじゃないですか? 知らんけど。
でもコメディ畑出身の俳優さんたちは演技が達者で頭のいい方が多いので、本気出したらこんなもんなのかもしれませんね。
失礼しました。

脚本の Stewart Harcourtさんはデヴィッド・スーシェ版『オリエント急行の殺人』の脚本なども担当された方のようで、脚本の方も期待できます。ぜひぜひ見てみたいです。


ほかのキャストも見ていたらとってもいい感じで、ますます見たくなりました。

以下、画像が多くなってしまったので畳んでおきます。

メグレ警視シリーズファンのネタ萌えもやかましいですよ。覚悟はよくって。
「よくってよ。」と言う方はお入りください。









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by n_umigame | 2016-11-19 23:30 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

BBC製作(2015)『そして誰もいなくなった』がNHK BSで放送決定



当ブログでもこちらの記事()でご紹介したBBC製作の『そして誰もいなくなった』の日本放送が決定しました。
こういうときはやっぱりBBCとNHKのつながりがありがたいです。


NHK BSプレミアム公式ウェブサイト
「アガサ・クリスティー そして誰もいなくなった」

BSプレミアム 11月27日(日)放送スタート 毎週日曜 午後9時

詳しい放送予定などはまだ公式には掲載されていませんが、「NHK海外ドラマスタッフブログ」のページによれば、全3回。
BBCで放送されたとおりの回数で放送されるようです。

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BBC公式ウェブサイト
"AND THEN THERE WERE NONE"
(画像も)

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依然、人気赤丸急上昇中のエイダン・ターナー出演ということもあって、ふだんミステリーに興味のない層も視聴者が広がるドラマではないかと思います。
個人的にはサム・ニール、チャールズ・ダンスという個性派ステキ俳優さんたちがクリスティーのドラマに出てくるというだけでありがとうございますと拝んでいたのですが、ドラマ自体も秀作でしたので、なまじなホラーより格段に怖い『そして誰もいなくなった』、吹き替えで見るのが本当に楽しみです。

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以下、ドラマのネタバレになりますので、真っ白の状態で見たい方はここで回れ右でお願いします。
原作未読の方、未読だししかもトリックも知らない・聞いたこともないという幸せな方も、ここで絶対回れ右推奨。







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by n_umigame | 2016-09-22 21:18 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『幼年期の終わり』(CHILDHOOD'S END)原作とドラマ


■「CHILDHOOD'S END-幼年期の終わり-」(AXN公式サイト)
戦争や疫病が消え、平和がもたらされた地球。しかし、その代償とは?
アーサー・C・クラーク原作のSF史に輝く不朽の名作の初の映像化!
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(AXN・画像も)


やっとドラマを見終わりました。
原作も懐かしくなってうん十年ぶりに再読したのですが、この傑作についての詳しい感想や考察はほかにすばらしい記事がたくさんありますので、そちらをごらんください。
こちらでは簡単に、原作とドラマの違いについて感じたことを記しておきたいと思います。


以下ネタバレしています。


***


初めて原作を読んだときの自分の年齢が確か14歳か15歳だったので、なおさらそう感じたのかも知れませんが、すばらしいハッピーエンドの小説だと思ったことを覚えています。

ところが、ドラマ版を見てみたら、何ですかこの鬱々とした展開は(笑)。あの14だか15だかのときに自分が感じた多幸感はニセモノだったのか。
そうではなかったのです。
そして、なぜこんな鬱展開になったのか、わかるようになった自分がおりました。

それは、どちらの立場でこの物語を見るか、という点にかかっているということだったのですね。
つまり、取り残され、次に進むことは叶わず、地球とともに滅亡していくしかない旧人類、子どもたちの世界へは決して共に行くことができない旧人類なのか。
あるいは、宇宙に存在する何か超越的な存在に見いだされ、進化し、生命にとっては限りなく無限に近い宇宙へ飛び出して行くことが許された新人類なのか。

初読時のわたくしは純粋に新人類に共感し、現在の自分は旧人類の気持ちもわかるようになったということです。

しかも、これは、原作だからハッピーエンドで、ドラマだから鬱展開だというような単純な話ではないのが面白いところです。
原作を読んでも「鬱々とする」という感想を寄せておられる方もいらっしゃるので、原作も旧人類に共感して読むと、そうなってしまうのですね。
原作は1953年(英での刊行)の作品で、原作者のアーサー・C・クラークが36歳のとき。30代前半はもう子どもとは言えないものの、やはり比較的若いときに書かれた作品ではありますが、あくまでも、原作をどう解釈するかということろにかかっているのです。

***

初読時、すばらしい多幸感とともに読み終わったのも当然だったのだなあと、今回再読して改めて思いました。
「(旧)人類があれほど憧れ、謎を解明したいと望みながらもついに見ることのかなわない世界を見ることができる新しい人類が誕生する」物語なのですから。
このまま行けば、間違いなく地球と共に滅亡する(地球にも寿命がありますから)人類にも、新しい世界が開かれている。それはわたしたちが物理的に宇宙船に乗ってどこかへ行くのではなく(それでは結局今の人類が宇宙へ行っても同じようなことを繰り返すだけなのが目に見えています)、まったく新しい人類として宇宙へ飛び出して行く。そこではもう、今の人類が果てしなく繰り返しているような愚かなことはされないだろう。進化しているのだから。これがハッピーエンドでなくなんだというのでしょうか。

原作でも、エネルギーがすべて吸い取られ崩壊していく地球に一人残る青年ジャン(ドラマではマイロ)がいますが、ジャンは、こう言っています。

ある感動が大波のようにぼくを襲うのを感じました。それは喜びでも悲しみでもない、何かが満たされた感じ、何かが全うされたという感じです。
(ハヤカワ文庫2015年6月38刷・福島正実訳 p.394)

この最後の人類となったジャンの、崇高な、それでいて背負うことのない素直な誇り。個としての自分、人類という種は滅んでいくけれど、個としての人間としても自分は生ききったという達成感、しかも、人類の最期をその自分が見届けることができたという達成感は、やはり悲しさより喜びの方が大きいと感じます。(そうあってほしいという自分の気持ちの投影なのかもしれませんが)
このジャンの達成感は、自分の血を分けた子が生き延びるために選ばれたとか、そんな小さな個人の話ではありません。本当に、人類という種を、自分の人生が終わるそのときに、我が身に引き受けているのです。
「自分(=旧人類)の死」を「全う」できたという誇らしさ。個人に置き換えるなら、すばらしい人生を生ききったという喜び。悔いがないからこそ静かに迎えることのできる眠り。それは滅びの美学などという陳腐で安っぽいものではありません。ジャンの気持ちはそこにはないからこそ、この清々しい最期なのだと思います。


ところが、ドラマ版は、これを「人類の新世界への飛躍というすばらしい未来を描いた物語」とは解釈していませんでした。明らかに旧人類に肩入れして描かれています。
視聴者もそう感じるように、印象操作されていると思いました。
原作では国連の代表で、人類との窓口役でしかなかったストルムグレンのドラマがやたらくどくてセンチメンタル(笑)なのも、その一環かと思います。「旧人類」が共感できる「隣のお兄さん」が必要だったからでしょう。
子どもを奪われる親はただただ泣き叫び、最後の人類となったマイロは死ぬ直前まで恋人は死んでしまったのかと未練がましく(もう会えないのは地球を出発した時点でわかっていたはずです)、ずっと泣き出しそうな顔をしています。(マイロの誠実さを出したかったのかもしれませんが、その愁嘆場はもうさんざん出発するときに見たからー!)
ドラマ版は、旧人類には確かにアピールしたでしょう。滅び行く人類にはてしなく"寄り添った"ドラマとして。ただ、そうすることで、どうしても凡百の終末ものSFと大差がないものになってしまっています。

原作の『幼年期の終わり』がこれほど長い間読み継がれているのは、人類の進化や好戦的でない宇宙人がやってきたお話だから、というだけではないと思います。
そこに、「今の人類では(もしかしたら永遠に)行くことのできない宇宙」への希望が、「新しいいのち」に託された作品だからではないでしょうか。
クラシックSFらしいオプティミズムにあふれた作品だとは思います。今回再読してみて、こんなに単純なお話だったのかと正直驚きましたので。
ですが、最後には希望しかないのだということも、認識を新たにさせていただきました。
こんな作品に、多感な年頃に出会っておいて、本当によかったと思っています。






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by n_umigame | 2016-06-19 23:32 | | Trackback | Comments(0)

ルイス警部S9(ファイナルシーズン)放送日決定(※訂正あり)


……してました!!

■オックスフォードミステリー ルイス警部 (AXNミステリー公式ページ)
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(↑上の画像も公式ページより)

シーズン9(エピソードガイド→
・第1話「悲しみの童歌/One for Sorrow」2016年6月8日(水)午後8時~
・第2話「錬金術殺人事件/Magnum Opus」2016年6月9日(木)午後8時~
・第3話「絡まった結び目/What Lies Tangled」2016年6月15日(水)午後8時~

⇒誤)6月1日の水曜日午後8時から毎週、3回放送です。
⇒正)6月8日(水)・9日(木)の午8時~2日連続+15日(水)の変則
いきなり大嘘つきました。おわびして訂正いたします。
AXNミステリーのHPも6月1日~となっていますが、1日に始まるのは「シーズン8」、「シーズン9」は8日~、です。


しかし、なんといううっかりっぷり。(;>д<)
TwitterでTLを見逃していたら番組も見逃していた可能性大です。あぶないあぶない。
(同じように『幼年期の終わり』も見はぐるところでした…)
ツイートしてくださった方、ありがとうございました。


「ルイス、やめるやめる詐欺」
「『ハサウェイ警部』に続く」
「『修道士ハサウェイ』っていう新スピンオフが始まる」
「「楽しみですね!!!」」

という一部のファンの熱い 妄想 思いもよそに、『ルイス警部』もついにシリーズ9で終了です。
泣いても笑ってもこれで最後なんですね。

IMDbを見ていると3エピソードを全6回に分けて放送されたようですが、AXNミステリーでは一気に(?)全3回で放送する模様です。もうそれくらいでいいかもしれませんね。

このあとルイス役のケヴィン・ウェイトリーさんのお仕事情報は特に聞いていませんが、TVシリーズの主役は体力的にとてもしんどい仕事とも伺っていますので、いったんお休みされてください…とも思います。

ハサウェイ役のローレンス・フォックスさんは、俳優をやめて音楽活動に専念するとかTwitterで言っていましたが、けっきょくどうなったのでしょうか。今までも『ミス・マープル』など、古典的なにおいのする英国ドラマにちょくちょく出ていましたので、これからもときには俳優としてお顔が見たいですね。まあ俳優一家なので、ご縁は切れないでしょうから、今後も「なーんちゃって★」みたいな感じでひょこっと出てきてくれるような気はしています。「やめるやめる詐欺はおまえだ」って言いたいからぜひ戻ってきてください。

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(Pinterestなどからの拾いもの…怒られたら下げますね…)
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もっと身長差があるように感じるのですが、こうやって並んでいるとそうでもない??
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ケヴィンさんのお人柄かローレンスのわんこか!的な人なつっこさの賜物か、いつ見ても素でも仲良し。






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by n_umigame | 2016-05-31 23:08 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『FOREVER Dr.モーガンのNY事件簿』(全22話)


類まれな洞察力と推理力で、天才監察医がNYの難事件に挑む! 映画「シャーロック・ホームズ」のクリエイターが贈る、本格ミステリードラマ!
“死”に関する卓越した知識がNY市警の目に留まり、刑事ジョーとタッグを組んで、殺人事件の捜査に協力するヘンリー。遺体が出ると連絡を受け、クラシックなスーツに身を包み、颯爽と事件現場に登場。一見しただけで死因のみならず、被害者の職業や性格を言い当て、周囲が驚く鋭い推理で事件解決を強力に後押しする。 卓越した洞察力と豊富な知識は、どこからくるのか?実はヘンリーには、200年前から一切歳を取らず、何度死んでも生き返るというトンデモナイ秘密が…!以来、“死”に取りつかれ、研究を重ねてきたのだ。不老不死ゆえの苦悩や、彼の秘密を知る唯一の友人エイブとの驚くべき関係など、物語が進むにつれ明かされるヘンリーの“200年分”の壮大な人生ドラマは必見。
(AXN公式ページ)
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(AXN公式ページより)







日本での放送も終わってしまったので、感想をまとめておこうと思います。ネタバレしています。

主演はホーンブロワーことヨアン・グリフィズ。(Gruffuddでグリフィズって読むんですかウェールズ語ってウェールズ語って…。)レギュラーには『インディペンデンス・デイ』の蝿男(おい)のお父さんことジャド・ハーシュ。
TVシリーズのキャストとしては本当に豪華だと思うのですが、そしてなかなか人気番組で、ファンによるシーズン2につなげよう!というキャンペーンまであったようなのに、あっさりシーズン1で打ち切りが決まってしまったというドラマです。
おおおん(号泣)。(ノД`)


NY市警で監察医を務めているヘンリー・モーガンは、ひょんなことから不老不死になってしまったイギリス人。当年とって200歳越えのお年頃です。
第二次大戦中、実の両親を強制収容所で亡くしたエイブ(エイブラハム・ワインラウブ)を引き取り、妻アビゲイルといっしょに養子として育てあげ、エイブはめでたく古稀を迎えました。

このヘンリーとエイブの関係がもうもう、もう、本当によくってですね。それ見てるだけで幸せなドラマでした。一見、エイブが年上の年の差コンビに見えるのですが、実は若く見えるヘンリーの方がうんと年上で…という設定もどつぼでした。ヘンリーの方が長生きしている分、知っていることも多いのだけれど、エイブはとても柔らかいものの考え方をする人で、(当たり前だけれど)大人として成熟していて、ヘンリーのことを育ての親としてだけでなく、一人の友人、人間として対等に見ているんですね。「君はまじめで心優しい人間だ。人殺しになったらだめだ」とか言ったりして。
こう、親子なんだけれども親友にもなれるという、西洋の個人主義が大好物なので、そういう点でも見ていて気持ちの良いドラマでした。
エイブのお料理がこれまた美味しそうで…「エイブのレシピ本」とか出たら買いますよ。出して。
(欧米のドラマを見ていると、ぱっと見おしゃれだけど、そんなに何品も皿数のある食事を、ふだんはしていないですよね。日本みたいに和洋中なんでも作るってことがないから、調理器具も限られていて、キッチンもすっきりしているし。何か、食事作るの面倒くさいときなんかは「今日は海ドラ料理」と自分に言い聞かせて、一品料理でちょっとオサレっぽく感じるものでいいやって、やってます。)

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ヘンリーの2番目の奥さんアビゲイルは行方不明だったのですが、きっちり殺したところを見ると、シーズン2に続ける気満々だったのじゃないかと思いますよね。結局なぜ失踪したのかとか細かい背景はわからずじまいでしたが。ただ、ヘンリーはいい人なんですが、屈託がなさすぎてアビゲイルが失踪した気持ちもちょっとわからないでもないです。デートのシーンは、男性はやっぱりロマンティストだけど、それはアビゲイルの気持ちを考えると残酷だと思いました。自分だけ年を取っていくつらい気持ちを愚痴ろうにも、ヘンリーがいい人すぎて言い出せないよね…つらい。何を言っても伝わらないなら黙って去るしかないです。ヘンリーの方は「なんでだ!?」って思ってるようでしたが、ほんとあるあるです。
ジョーとの関係も、男女関係にならなくていいから、友情として進めるなら進めてほしかったのですが、そこも結局中途半端で終わってしまいました。けれども、最終回のあのあと、ヘンリーはジョーに自分の秘密(不老不死であること)をちゃんと話したのじゃないかなと思います。

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途中、アダム(バーン・ゴーマン)という、ヘンリーと同じく不老不死の男が登場します。アダムは帝政ローマ時代から生きているらしく、2000歳越えの大御所ですが、長生きしたからって人間として成熟するわけじゃないんだねーということがよくわかるキャラです。(『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズに出てくる無限引き延ばされワウバッカーを思い出しました。「なんか映画ないかな。まだ3万回見てないやつ。」)アダムはあの状態になっても死ねないなんて、とても残酷ですよね…。アメリカの病院は、内蔵を取り出すようなヘヴィな手術をしても数日で退院させられるらしいので(お金持ちは別)、あの状態で入院費とか誰がめんどう見るんだろうと思いました。ヘンリー? 

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そんなこんなで風呂敷広げっぱなしでトンズラこかれたわけですが、『ALCATRAZ/アルカトラズ』よりましだから!ましだからー!!

シーズン2では、ヘンリーの秘密に最初に気づくのは、ヘンリーの助手の監察医ルーカスだったという設定もあったそうです。ルーカスも基本路線はお笑い担当ですが、いい感じのキャラに育ってきていたのに残念です。ああもったいない。


キャラクターのやりとりとか面白いと思うのですが、続かなかったのは、やはり設定に無理があってたたみようがないからでしょうかね。不老不死の悲劇のエンタメと言えば『ハイランダー』シリーズなど先行作品もあるわけですし。
ほかの方の感想を拝見していると、どうやら昨今NYでのロケ費が高騰していて、その影響もあったんじゃないかなとおっしゃっていました。それで『パーソン・オブ・インタレスト』も打ち切りになったんじゃないかと。アメリカのドラマ製作は日本と違って、TV局ではなく製作者(スタッフ)たちが制作費を集めるそうなので、金策で首が回らなくなってしまったというのも説得力がありますね。視聴率も稼がなければいけませんし、たいへんだろうとは思います。
個人的にグロいのが苦手なので、食事しながら見られなかったのもつらかった。あの検視のシーンの開かれた死体とか、セットさんノリノリでしょう。


エンディングテーマ"New York"



エンディングテーマ"New York"歌詞(こちらから引用しました→


"New York"
I don't believe the things I say
About us when I'm drunk
And distance leaves a bitter taste
When you're gone, when you're gone
In New York
I walk the line of great unknowns
But I never questioned us
And I'd go back to where we last met
And tell you so, tell you so
In New York

--------以下拙訳です--------

自分が言ったなんて信じられない
僕らについて言ったこと あのとき僕は酔っ払ってたんだ
そのせいでできた隔たりは とてもつらい思いを残していった
君が行ってしまったとき
君は行ってしまった

ニューヨークで

偉大なる未知という道を僕はなんとか歩いている
でも僕は僕らのことを疑ったことなんかなかった
最後に君と会った場所へ帰りたい
そしてその思いを君に話したい
君に話したい

ニューヨークで




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by n_umigame | 2016-03-23 00:25 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

『マスケティアーズ パリの四銃士』NHK地上波で放送決定


・2016年4月3日
午後11時~(毎週日曜日、全20回)

マスケティアーズとは、マスケット銃と剣を華麗に操る、フランス国王直属の「銃士隊」。国王と国家を守るという使命を負った、選ばれし最強の男たちのことである。
17世紀のパリ。国王ルイ13世に仕えるマスケティアーズの任務は、王だけでなく、無秩序なパリの治安を守ることだった。父親を悪人に殺された青年、ダルタニアンは銃士のアトス、アラミス、ポルトスと出会い、銃士を志す。
愛と欲望が渦巻くパリの王宮。謎の美女の駆け引き。マスケティアーズは陰謀に巻き込まれていく…。
命知らずの男たちは、正義のため、友情のため、今日も戦う!
これまで見たことのない歴史アドベンチャーが誕生!
(NHK海外ドラマHP)



■公式HP(NHK)↓
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/musketeers/

■The Musketeers(IMDb)



BBC製作の、あの暗~いと評判の!『三銃士』ドラマが、NHK地上波で放送決定したとのこと。
ばんざーい!!!+。:.ヽ(´∀`)ノ .:。+゜。

三銃士と名の付くものは何でも見たいファンとしましては、このドラマももちろん知ってはいたのですが、そしてHuluで配信が開始していたことも知っていたのですが、ドラマも映画も録画するばっかりで見切れなくなってきている今日この頃、これ以上オンラインサイトにまで手を出しても消化できないのは目に見えており。
現状では加入してもお金がもったいないだけであります。

そんなわけで、Huluももちろん、鳴り物入りで日本上陸したNetflixにも未加入です。
お試し期間中なのに先にクレジットカード情報を登録しなければいけないというのも、ちょっとひっかかりますし。(どちらもドリームワークス・アニメーション作品もけっこう配信してくれているようなので、Twitterで情報アカウントを運営している身としては加入すべきとは思うのですが、今のところ日本の配信サービスで見られる作品は全部見ていることもありまして、食指が動きませず。)

ですが、NHKで放送してくれるとあれば、ハードルだだ下がりですよ!
とっても楽しみです。


NHKの方は全20回とありますが、IMDbを見ていると2016年現在まだシーズン3続投制作中の模様です。

配役ですが、気になるところから順不同で。(敬称略)

まずアトスがトム・バーク。グラナダ版シャーロック・ホームズのワトソンさんことデヴィッド・バークの息子さんです。原作のアトスは30歳前後から物語が始まるので、同じ年回りくらいの俳優さんを持ってきたのですね。

リシュリュー枢機卿が、12代目ドクター・フーことピーター・カパルディ。(TVシリーズのペンギンズでナイジェルおじさんの声を務めたことも。)もう実力に関しては疑うべくもありません。

そしてなんとなんと、びっくりしたのが、ロシュフォール伯爵が、マーク・ウォーレン!!
ええええ!!??(笑)
いや、マークさん好きですよ? でも『華麗なるペテン師』とか『MAD DOGS』とかのイメージが強いのと、彼、金髪じゃないですか? これはマーティン・フリーマンがワトソンに配役されたのを知ったとき以来のびっくりどきどき大期待です(笑)。

それから、トレヴィル隊長には『ブラウン神父』のヴァレンタイン警部こと、ヒューゴ・スピアー。こちらも楽しみな配役です。(トレヴィル隊長好きなんです)

アラミスにはサンティアゴ・カブレラ。『魔術師MARLIN』のランスロット、『ALCATRAZ/アルカトラズ』で見ているはず…なのですがうろ覚えです、ごめんなさい。

ダルタニヤンとポルトスの俳優さんは、寡聞にして存じません。

三銃士ものは、アトスとリシュリュー枢機卿役の俳優さんがいいと、たいてい面白くなるように思うので、このドラマにも期待しています。





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by n_umigame | 2016-01-24 21:25 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)